CSS3: string-set プロパティ - 文字列を格納する

■ 概要

項  目説  明
記述形式 セレクタ {string-set: }
値 の形式 [ 識別子 内容リスト] [,識別子 内容リスト] | none
初 期 値 none
対応ブラウザー C3+ / e?+ / N?+ / Fx?+ / Op?+ / Ch?+ / Sa?+
適用可能な要素 すべての要素
継  承 しない

■ 解説

string-setプロパティ は,(カンマで区切られた複数の)名前付き文字列へのテキストの格納を指定 します。 各名前付き文字列には、それにどのテキストをコピーするかを指定するための 内容リスト を続けて書きます。 string-setプロパティの値が none 以外の場合には常に、名前付き文字列は指定された文字列を値として持ちます。

string-setプロパティでは,内容リスト として指定できる値の形式 は、以下のもののうち1つ以上を順不同で並べたものです。

説  明
文 字 列 たとえば,"foo" のような引用符でくくった文字列。
カ ウ ン タ ー counter( ) または counters( ) 関数。 ( CSS 2.1 section 4.3.5 を参照 )




content( ) 引数をもたない場合、この関数は 擬似要素 ::before::after を含めない要素のテキスト内容を返します。  その際,子孫要素については擬似要素 ::before::after は含めたテキスト内容を返します。
content(before) ::before 擬似要素を含めた要素のテキスト内容を返します。
content(after) ::after 擬似要素を含めた要素のテキスト内容を返します。
content(first-letter) 要素のテキスト内容の最初の文字を返します。
1文字 の定義は ::first-letter 擬似要素と同様です。
env( )
  • env(url): この文書の URL を返します。
  • env(date): ユーザーのシステムが文字列処理をしたときの日を返します。
  • env(time): ユーザーのシステムが文字列処理をしたときの時間を返します。
  • env(date-time): ユーザーのシステムが文字列処理をしたときの日時を返します。

日時に関する情報は、ユーザーのロケールに従った形式となります。

■ 使用例

「W3C」の「string-set プロパティ」のページ を参照してください。

■ 備考

【参考ページ】