項 目 | 説 明 |
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記述形式 | セレクタ {voice-rate: 値 } |
値 の形式 | nomal,x-slow,slow,medium,fast,x-fast | 数値 (%) |
初 期 値 | nomal |
対応ブラウザー | C3+ / e?+ / N?+ / Fx?+ / Op?+ / Ch?+ / Sa?+ |
適用可能な要素 | すべての要素 |
継 承 | する |
voice-rateプロパティ は,読み上げ音声の速度を指定します。
指定できる値の形式は,以下のとおりです。
値 | 説 明 |
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nomal | 現在有効な音声に対する読み上げシステムの既定速度です。 実際の読み上げ速度は PC の性能や使用言語に依存して決まります。 |
x-slow | キーワード中で最も遅い速度です。 |
slow | キーワード中で x-slow に次いで遅い速度です。 |
medium | キーワード中で中くらいの速度です。 |
fast | キーワード中で x-fast に次いで速い速度です。 |
x-fast | キーワード中で最も速い速度です。 |
数値(%) | 継承された値に対しての相対的な増減を正の百分率(%)の数値で指定します。 |
備 考 | x-slow,slow,medium,fast,x-fast は使用状況や使用言語に依存する一連の段階的に増加する読み上げ速度の指定となります。 英語の場合の1分間あたりの読み上げ単語数は,x-slow = 80語,slow = 120語,medium = 180~200語,fast = 500語 となっています。 |
voice-rateプロパティは,CSS2 までの speech-rateプロパティ を代替するものです。
HTMLソース | |
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CSS <head> ~ </head> |
<style type="text/css"> <!-- .vrate1 { voice-rate: normal; } .vrate2 { voice-rate: slow; } .vrate3 { voice-rate: fast; } --> </style> |
HTML <body> ~ </body> |
<p class="vrate1">標準の速度で読み上げます。</p> <p class="vrate2">ゆっくりと読み上げます。</p> <p class="vrate3">速く読み上げます。</p> |
ブラウザー 表示例 |
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標準の速度で読み上げます。 ゆっくりと読み上げます。 速く読み上げます。 |