CSS3: voice-stress プロパティ - 音声の強調の度合い（強い・弱い・単調）

■ 概要

項　　目説　　明
記述形式 セレクタ {voice-stress: 値 }
値 の形式 nomal，strong，moderate，none，reduced
初 期 値 nomal
対応ブラウザー C3+ / e?+ / N?+ / Fx?+ / Op?+ / Ch?+ / Sa?+
適用可能な要素 すべての要素
継　　承 する

■ 解説

voice-stressプロパティ は，音声の強調の度合い（強い・弱い・単調）を指定します。

指定できる値の形式は，以下のとおりです。

値説　　明
nomal 現在有効な音声に対する読み上げシステムで既定のアクセントです。
none 読み上げシステムでは通常アクセントをつける部分も普通（単調）にします。
moderate 読み上げシステムの通常よりややアクセントを強めます。
strong moderate よりさらにアクセントを強めます。
reduced 読み上げシステムの通常よりアクセントを弱めます。
備　　考 moderate，strong は使用状況や使用言語に依存して段階的に増加するアクセントの指定となります。

voice-stressプロパティ については，CSS3-speech の勧告候補において廃止の可能性も示唆されております。

■ 使用例（ voice-stress プロパティの利用）

HTMLソース
CSS
<head> ～ </head>		 
<style type="text/css">
<!--
   .vstrs1 { voice-stress: none; }
   .vstrs2 { voice-stress: strong; }
   .vstrs3 { voice-stress: reduced; }
-->
</style>
HTML
<body> ～ </body>		 
<p class="vstrs1">アクセントを付けずに再生されます。</p>
<p class="vstrs2">アクセントを強くして再生されます。</p>
<p class="vstrs3">アクセントを弱くして再生されます。</p>

ブラウザー 表示例

アクセントを付けずに再生されます。

アクセントを強くして再生されます。

アクセントを弱くして再生されます。

■ 備考

【参考ページ】