<details> ** - 詳細情報 5.1

■ 概要

項  目説  明
記述形式 <details>~</details>
対応ブラウザー H?+ / e?+ / Fx?+ / Op?+ / Ch?+ / Sa?+
種  類
(カテゴリー)
フロー・コンテンツ セクショニング・ルート
インタラクティブ・コンテンツパルパブル・コンテンツ  
置ける場所 フロー・コンテンツが記入できる場所
内包要素
(コンテンツ・モデル)
1つの summary 要素 とそれに続く フロー・コンテンツ
(コンテンツ・モデル: カテゴリーと直接指定)

■ 解説

<details> は,普段は非表示の,しかし,ユーザが詳細表示をしたいときだけ表示される要素 を記述します。 通常は,summary 要素 で記述した 概要のみが表示 され,ブラウザーがサポートする何らかの 詳細表示ボタンを押したとき詳細情報が表示 されます。

HTML5 では,新規導入の要素として検討が行われましたが,最終的には採用は見送られました。 

しかし,HTML5.1 で再検討の結果,導入が決定されました

■ 属性

種  類名  称
【固有属性】 open **
【グローバル属性】 accesskeyclasscontenteditable * dir
hidden *idlangspellcheck *style
tabindextitletranslate *
【ARIA role属性】
指定可能な値 (役割)
任意の値 (役割)
【ARIA aria-* 属性】
指定可能なもの
ARIA グローバル状態とプロパティ
指定可能な役割の任意の状態とプロパティ   

■ CSSプロパティ

種  類名  称
【よく使うもの】

■ 使用例1

次の例では,進捗状況の詳細を示すデータを隠すために details 要素 が用いられています。

HTMLソース
HTML
<body> ~ </body>
<section class="progress window">
  <h1>コピー中: "あなたの少年時代の夢を本当にかなえる"</h1>
  <details>
  <summary>コピー中... 
    <progress max="375505392" value="97543282"></progress> 25%
  </summary>
  <dl>
    <dt>転送速度:</dt> <dd>452KB/s</dd>
    <dt>転送元ファイル名:</dt> <dd>/home/rpausch/raycd.m4v</dd>
    <dt>転送先ファイル名:</dt> <dd>/var/www/lectures/raycd.m4v</dd>
    <dt>経過時間:</dt> <dd>01:16:27</dd>
    <dt>カラープロファイル:</dt> <dd>SD (6-1-6)</dd>
    <dt>画面サイズ:</dt> <dd>320×240</dd>
  </dl>
  </details>
</section>

ブラウザー 表示例 (未対応ブラウザーでは正常に表示できません)

コピー中: "あなたの少年時代の夢を本当にかなえる"

コピー中... 25%
転送速度:
452KB/s
転送元ファイル名:
/home/rpausch/raycd.m4v
転送先ファイル名:
/var/www/lectures/raycd.m4v
経過時間:
01:16:27
カラープロファイル:
SD (6-1-6)
画面サイズ:
320×240

■ 使用例2

次の例では,details 要素 を用いて,どのように既定の状態で入力コントロールを非表示にするかを示しています。

HTMLソース
HTML
<body> ~ </body>
<div style="text-align: left;">
   <details>
    <summary><label for="fn">名前と詳細:</label></summary>
    <p><input type="text" id="fn" name="fn" 
                 value="Pillar Magazine.pdf"></p>
    <p><label><input type="checkbox" 
                 name="ext" checked> 詳細を非表示</label></p>
   </details>
</div>

ブラウザー 表示例 (未対応ブラウザーでは正常に表示できません)

■ 備考

【参考ページ】