<dialog> *- ダイアログ・ボックス(廃止)

■ 概要

項  目説  明
記述形式 <dialog>~</dialog> ( </dialog> は省略可能)
対応ブラウザー H?+ / e?+ / N?+ / Fx?+ / Op?+ / Ch?+ / Sa?+
種  類
(カテゴリー)
フロー・コンテンツセクショニング・ルート
置ける場所 フロー・コンテンツが記入できる場所,dt要素の子要素,th要素の子要素  
内包要素
(コンテンツ・モデル)
フロー・コンテンツ
(コンテンツ・モデル: カテゴリー

■ 解説

<dialog> はダイアログ・ボックス(操作に必要な情報を入力したり,選択したアイテムの状態を表示・変更したりするために一時的に表示されるウィンドウ)を表示するための要素です。

open属性は論理属性であり,この属性が指定されるとダイアログが有効になり閲覧者の操作に対応できるようになります。 

open属性をもたない dialog要素はブラウザー上には表示されません。 ただし,この要素の表示に関する指定を CSS によって記述することもできます。 たとえば,以下のような設定を CSS のレンダリング・セクションに使用できます。

dialog . show( [ anchor ] )
dialog要素を表示します。 引数が指定された場合には dialog要素を表示する位置のアンカー・ポイントとして,その位置に固定されて表示されます。

dialog . showModal( [ anchor ] )
dialog要素を表示し,最上位のモーダル・ウィンドウ(ユーザーからの入力がないと他の操作に進めないウィンドウ)とします。 引数が指定された場合には dialog要素を表示する位置のアンカー・ポイントとして,その位置に固定されて表示されます。

dialog . close( [ result ] )
dialog要素を閉じます。 引数が指定された場合には dialog要素からの「返り値」として使われます。

dialog . returnValue [ = result ]
dialog要素から指定された「返り値」を返します。  「返り値」の更新のために使用できます。

HTML5 で最近になって導入予定となった要素です。 しかし,最終的には採用は見送られた ようです。

引き続き,HTML5.1 での導入が 検討されている ようです。

■ 属性

種  類名  称
【固有属性】 open *
【グローバル属性】 accesskeyclasscontenteditable * dir
hidden *idlangspellcheck *style
tabindextitletranslate *
【ARIA role属性】
指定可能な値 (役割)
【ARIA aria-* 属性】
指定可能なもの

■ CSSプロパティ

種  類名  称
【よく使うもの】 colorbackground-colorfontfont-sizefont-family

■ 使用例

■ 備考