<dl> - 定義リスト

■ 概要

項　　目説　　明
記述形式 <dl>～</dl>
対応ブラウザー H2+ / e2+ / N2+ / Fx1+ / Op6+ / Ch1+ / Sa1+
種　　類
（カテゴリー）		 フロー・コンテンツ，
パルパブル・コンテンツ（１個以上の name属性をもつ子要素のグループを含むとき）  
置ける場所 フロー・コンテンツが記入できる場所
内包要素
（コンテンツ・モデル）		 １個以上の dd要素に続く１個以上の dt要素から成るグループを０個以上
（コンテンツ・モデル: 直接指定）

■ 解説

<dl> は Definition List（定義リスト）の略です。　<dl>～</dl> の間に，<dt>（Definition Term）で定義する用語を，<dd>（Definition Description）で用語の説明を行います。

HTML5 では，名前や値の関連付けられたリストを表示するもの とされ，会話の記述に用いるのは適当ではないとコメントされています。

■ 属性

種　　類名　　称
【固有属性】 なし
【グローバル属性】 accesskey，class，contenteditable *， dir，
hidden *，id， lang，spellcheck *，style，
tabindex，title，translate *
【ARIA role属性】 で
指定可能な値 （役割）		 任意の値 （役割）
【ARIA aria-* 属性】 で
指定可能なもの		 ARIA グローバル状態とプロパティ，
指定可能な役割の任意の状態とプロパティ   
備　　考 HTML5 では，compact属性 は廃止されました
ので注意が必要です。

■ CSSプロパティ

種　　類名　　称
【よく使うもの】

■ 使用例

HTMLソース
CSS
<head> ～ </head>		 
<style type="text/css">
<!--
  DT { margin-top: 1em; font-weight: bold; }
-->
</style>
HTML
<body> ～ </body>		 
<dl>
   <dt>HTML</dt>
   <dd>HyperText Markup Language の略で・・・</dd>
   <dt>WWW</dt>
   <dd>World Wide Web の略で・・・</dd>
</dl>

ブラウザー 表示例
HTML
HyperText Markup Language の略で・・・
WWW
World Wide Web の略で・・・

■ 備考

compact属性（廃止）は，これを指定すると，項目名が短い場合に説明が自動的に項目名と同じ行に表示されるようになるものでした。