項 目 | 説 明 |
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記述形式 | <meta http-equiv="データ名" content="内容"> <meta name="データ名" content="内容"> |
対応ブラウザー | H3+ / e2+ / N2+ / Fx1+ / Op6+ / Ch1+ / Sa1+ |
種 類 (カテゴリー) |
メタデータ・コンテンツ |
置ける場所 | ① head要素内(charset属性の指定があるとき, または, http-equiv属性が文字エンコードの指定に使用されているとき) ② head要素内(http-equiv属性の指定があるが, 文字エンコードの指定でないとき) ③ head要素の noscript子要素内(http-equiv属性の指定があるが, 文字エンコードの指定でないとき) ④ メタデータ・コンテンツが記入できる場所(name属性の指定があるとき) |
内包要素 (コンテンツ・モデル) |
空 (コンテンツ・モデル: 空) |
<meta> は META information(メタ情報)の略です。 英語の meta- は,後から(after),超えて(beyond),共に(with),変化(change)などのニュアンスを持つ接頭語です。 「それまでの機能に加えて,後から機能を追加するためのもの」といった意味でしょうか。 <meta> タグは,HTMLの規約で定義されているものに加えて,いろいろな目的で使用されます。 大きく分けて,次の3つの形式が使用されます。
2番目の形式の <meta> 要素内の http-equiv属性 は,content-language,content-type,default-style,refresh,set-cookie の5つのキーワードの値で指定し, content属性 の指定と併せて,HTML文書で使用する 各国言語,文字符号化方式,スタイルシート,画面の更新方法,クッキー などの指定をします。
【注意】 HTML5 では,HTML4.01 からの変更点 に述べた通り,基準となるスタイルシートやスクリプト言語の指定が不要 となり,HTML4.01 で行っていた, <meta> 要素 による CSS や Javascript についての:
のような記述は不要 になりました。 (スタイルシートは CSS,スクリプトの言語は Javascript がそれぞれ既定値 となっています。)
また,http-equiv属性 の値としては,content-language,content-type,default-style,refresh,set-cookie の5つのキーワードによる指定のみが可能で,上に示した 「Content-Style-Type」や「Content-Script-Type」は使用できなくなっています ので,注意が必要です。
詳細は,使用例 を参照してください。
種 類 | 名 称 |
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【固有属性】 | name, http-equiv, content, charset |
【グローバル属性】 | accesskey,class,contenteditable *,
dir, hidden *,id, lang,spellcheck *,style, tabindex,title,translate * |
【ARIA role属性】 で 指定可能な値 (役割) |
なし |
【ARIA aria-* 属性】 で 指定可能なもの |
ARIA グローバル状態とプロパティ |
種 類 | 名 称 |
---|---|
【よく使うもの】 | color,background-color,font,font-size,font-family |
HTML文書の 文字符号化方式 を指定します。 HTML5 では,文字符号化方式 は charset属性 によって,
<meta charset="UTF-8">
のように簡単に指定できるようになりました。 従って,HTML4.01 で使用されていたものと同様の http-equiv属性 を用いた
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS"> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=euc-jp"> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=iso-2022-jp"> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8">
のような記述を使用する機会は通常ありません。 (HTML5 では,日本語の HTML文書で UTF-8 以外の符号化方式は指定できません。)
既定のスタイルシート外部ファイルを指定します。 この指定は,<link> 要素で複数の CSSファイルを指定している場合に,その中で優先的に利用するものをブラウザーに伝えます。
<meta http-equiv="Default-Style" content="default.css">
文書を 10秒毎に再描画します。 この機能をクライアントプルと呼びます。
<meta http-equiv="Refresh" content="10">
10秒後に URL=... で指定した URL にジャンプします。 ホームページの移動の際に用いている例があります。
<meta http-equiv="Refresh" content="10;URL=http://xyz.com/">
content属性 で指定したクッキーをセットします。
<meta http-equiv="Set-Cookie" content="name=data; path=path; expires=Day, DD-MMM-YY HH:MM:SS ZONE">
文書の著者を明記します。 画面上では表示の変化はありません。 contentの部分にはメールアドレスを書いてもよいでしょう。
<meta name="Author" content="Tohoho">
この文書に関連するキーワードを指定します。 検索ロボットの中にはこのキーワードを解釈してくれるものがあります。
<meta name="Keywords" content="HTML,CGI,SSI">
この文書に関連する説明(description)を指定します。 検索ロボットの中にはこのキーワードを解釈してくれるものがあります。
<meta name="Description" content="HTMLリファレンスです">
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