<small> - 細目のような注釈

■ 概要

項  目説  明
記述形式 <small>~</small>
対応ブラウザー H3+ / e3+ / N2+ / Fx1+ / Op6+ / Ch1+ / Sa1+
種  類
(カテゴリー)
フロー・コンテンツフレージング・コンテンツパルパブル・コンテンツ  
置ける場所 フレージング・コンテンツが記入できる場所
内包要素
(コンテンツ・モデル)
フレージング・コンテンツ
(コンテンツ・モデル: カテゴリー

■ 解説

<small> は,細目のような注釈を表します。 細目とは,免責事項,警告,法的制約,著作権表示などのことを言う法律用語です。 また,帰属やライセンス要件などにも使用することがあります。

一般的にブラウザーでは,<small>~</small> の間は小さい文字で表示されますが,HTML5 では 小さな文字という意味はなくなり細目を表す という意味に変更されましたので注意が必要です。

<small>~</small> は入れ子にして使用することができます。 (下の例を参照。)

■ 属性

種  類名  称
【固有属性】 なし
【グローバル属性】 accesskeyclasscontenteditable * dir
hidden *idlangspellcheck *style
tabindextitletranslate *
【ARIA role属性】
指定可能な値 (役割)
任意の値 (役割)
【ARIA aria-* 属性】
指定可能なもの
ARIA グローバル状態とプロパティ
指定可能な役割の任意の状態とプロパティ   

■ CSSプロパティ

種  類名  称
【よく使うもの】

■ 使用例

HTMLソース
HTML
<body> ~ </body>
<div>普通の大きさのフォント</div>
<div><small>作成:大阪教育大学 情報科学講座</small></div>
<div><small><small>本資料の使用により生じた損害については,
                   一切責任を負えません。</small></small></div>

ブラウザー 表示例
普通の大きさのフォント
作成:大阪教育大学 情報科学講座
本資料の使用により生じた損害については, 一切責任を負えません。

■ 備考

HTML4.01 までは,small要素は小さなフォントという視覚的な装飾を指定する要素でした。 また,small要素に対し,大きめのフォントを表す big要素が定義されていました。 HTML5 では,big要素は廃止され,small要素は細目を表す要素に意味が変更されました。