物理化学研究室にようこそ!
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    (上リンク参照)

ようこそ!物理化学研究室(通称:神鳥ゼミ)へ!!

神鳥先生のお言葉

卒業生の皆様へ

皆さんご無沙汰しております。。
私は本年3月いっぱいで大阪教育大学を定年退職致します。私がこの大学に赴任してから早33年が過ぎようとしています。数多くの卒業生の皆さんの顔が思い出されます。皆様さんには研究においても生活面に対しても様々な指導や要求をして参りました。卒業生の中には、嫌な思いをされた人も居られたかと思います。それにつきましては、お詫び申し上げます。当大学に勤務した間、論文や学会発表等の業績により日本吸着学会ならびに日本無機リン化学会から学術賞を頂きました。これも、卒業生の皆さんに立派な研究成果を出して頂いたお陰と、本当に感謝しております。この場をお借りして、御礼申し上げます。

私は4月より、このまま非常勤型教授として数年理科教育部門の化学の授業を持つことになっております。フルタイム勤務ではありませんので、毎日出勤することはありませんが、これまでと同様C3-104号室にて勤務しております。近くに来られた際には、是非お立ち寄りください。

最後になりましたが、これまでのご厚情に感謝申し上げますと共に、皆様のご活躍を祈念いたします。

令和4年2月14日

  • 我々の研究室では、いろいろな無機化合物を合成し、その構造と性質について調べています。最近は特に、微粒子の調製とその機能に関心を持っています。水溶液中で、無機微粒子が生成する過程はまだ分かっていません。イオンが集まって粒子ができる過程の研究は、コロイド化学の分野すなわちメゾスコピックの領域の研究であり、未開の分野です。
  • この研究室では、様々な微粒子の生成過程を明らかにし、それに基づいて微粒子の形態を制御する方法を確立し、さらに、形態を制御した微粒子の構造と性質を調べ、新しい機能を見つけることを目指しています。また、微粒子は一般に凝集しやすく、広い表面積を持つので、その表面と細孔の構造が微粒子の機能に密接に関係しており、関心を持っています。
  • 現在対象としている物質は、鉄酸化物金属リン酸塩です。酸化鉄は触媒、顔料、磁気記録用微粒子などに広く利用されているばかりでなく、鉄の腐食防止においても重要な物質です。一方、金属リン酸塩も触媒あるいは吸着剤などに使われていますが、アパタイトは、人工骨、人工歯根に使われているバイオセラミックスです。
  • 当研究室では、これらの物質を溶液中で合成し、その構造をいろいろな方法で調べ、粒子生成過程を明らかにしています。また、粒子形態を制御して、形と大きさが均一な単分散粒子の調製を行うとともに、物理化学的な教材研究も行っています。


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