• ①単分散ヘマタイト粒子の調製とそのキャラクタリゼイション
  • ②カルシウムヒドロキシアパタイト粒子の調製とそのキャラクタリゼイション
  • ③カルシウムヒドロキシアパタイト粒子へのタンパク質吸着挙動の解明
  • ④縮合リン酸塩の加熱加水分解による、単分散金属リン酸塩粒子の調製とそのキャラクタリゼイション
  • ⑤単分散シリカゲルを用いたフォトニッククリスタルの発現要因の解明
  • ⑥物理化学的視点からの小学生ならびに中学生向けの教材開発

上記①〜⑤の研究は、全て得られた粒子をTEM, XRD, TG-DTA, FTIR, N2 及びH2O 分子吸着測定からキャラクタリゼイションを行っている。また、粒子や溶液中の金属イオン濃度はICP-AES、有機分子濃度はCHN 元素分析ならびに全有機炭素測定器(TOC)によって測定する。これらの装置は全て研究室ならびに学内設備として設置されているものを使用している。また、気体分子の吸着測定に必要な液体窒素製造装置も完備している。

また③の研究で必要なUV-Vis 分光光度計も学内設備として完備されており、最近ではチタンイオンを含有した光触媒能を有するチタンカルシウムヒドロキシアパタイト粒子を用いて、タンパク質の吸着だけではなく分解性についても研究を広げている。教材開発では、化学分野の実験に関するものを取り上げ、ビデオに収録して公開している。

  • α -Fe2O3

  • α -Fe2O3

  • シリカ粒子

実用化が想定される分野

新規吸着剤、新規触媒、新規色材

業績、特許出願実績等

  • [1] 神鳥和彦、無機コロイド粒子の合成とその解析、「新しい分散・乳化の科学と応用技術の新展開」、株式会社テクノシステム編、p.32-47、2006 年.
  • [2] K. Kandori, IRON OXIDE PARTICLES, in"Encyclopedia of Surface and Colloid Science, Second Edition" Auther Hubbert ed., Taylor & Francis: New York, 2006; 4, pp. 3126 - 3138.
  • [3] 神鳥和彦、アパタイトのタンパク質吸着メカニズム、表面、42, 21(2004).
神鳥 和彦 教授

神鳥 和彦 KANDORI Kazuhiko

教授

専門分野

  • ①物理化学・コロイドおよび界面化学
  • ②微粒子の調製とそのキャラクタリゼイションならびに吸着材開発への応用
  • ③化学教育(物理化学的視点からの教材開発も含む)

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