光のてこ・大学生のための原理。

微小変化eを求めたいとき、

e だけ変化させると針先は α だけ傾く。

すると望遠鏡の中に見えるものさしの目盛りは Δy だけ移動する。

このときの角 β は鏡が α だけ回転したため、入射角が α、反射角も α だけずれているので、
β=2α
となる。 これは が大きいときには と、ほとんど等しいので、
β=2α≒
となる。 同様に zα とほとんど等しいので、

先ほどの式から求められる α= を代入すると微小変化 は、
e≒zα=
で、求められる。

 
現在位置
ヤング率
→測定法
→ユーイングの装置によるヤング率
→光のてこ
→光のてこの原理
光のてこ・大学生のための原理

・参考文献
・物理学実験 / 吉田 卯三郎 ・ 武居 文助 ・ 橘 芳寛 ・ 武居 文雄 / 三省堂