板ガラスの製法(フロート法)

・ 左の炉でガラスを融かし、中央の炉に流入させる。

・ 中央の室には融解したスズが水平面を保っている。スズの融点は232 ℃で金属の中では低温 であり、ガラスと混じることはない。

・ ガラスの比重は普通2.4〜2.6くらいでスズよりも小さいから、融けたガラ スはスズの表面に 浮かび、厚さ一様な水平板になる。このとき、窒素を封入し ているのは酸化を防ぐためである。

・ 厚さ一様な板ガラスは次の室で除冷されて最後に所要の大きさに切断される。


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