レオナルド・ダ・ヴィンチ Leonardo daVinci (1452-1519)


 出身…イタリア
 職業…画家

 1472年にフィレンツェの画家の「聖ルカのギルド」に登録され, その10年後にはミラノに行き,ブロンズ彫刻などの制作にあたりました。 1500年にはフィレンツェに戻り, かの有名な「モナ・リザ」はこの頃に描かれたそうです。

 レオナルドは物理学においても多くの功績を残しています。 力学では力のモーメントを把握していて, 彼の発想は機械工学に多く役立てられたそうです。 また,地質学の研究もしていて,自然を地球物理的にとらえようとしていました。 更には解剖学にも携わっており, 人間の精神と身体の構造との対応を見出そうとしました。

 彼はルネサンスが理想とした「万能の人」であり, 「画家であることにおいて哲学者であった」そうです。




参考文献
D・アボット(渡辺正雄 訳)/世界科学者事典-4 物理学者(原書房)
物理学辞典編集委員会編/物理学辞典 改訂版(培風館)