やってみよう
輪ゴムでハーモニクス奏法
pn 目的

ハーモニクス奏法によって弦の振動を自分で変化させ,音に含まれる特定の倍音を出す。
pin 用意するもの

板(輪ゴムをかけられる程の長さ),
つまようじ数本,
ゴム(輪ゴム,ヘアゴムなど),
木工用ボンド


pin 作り方・方法 gomufla

(1) 右の図のように弦を張る土台を作ります。

(2) 弦の長さが1/2,1/3,1/4となるところを測り, 板の上に印をつけておきます。

(3) ゴムを土台に張り、まず基音を確認します。 弦の1/2の位置を、普通の奏法とハーモニクス奏法の2通りで押さえて 弦をはじき、違いを聞き取りましょう。

(4) 1/3,1/4と押さえる位置を変えて、同様に聞き比べてみましょう。

G3
G3(基音)
sound
movie
wav(187kb)
mpg(598kb)
wmv(28kb)


  
普通の奏法
指の位置
ハーモニクス奏法
G4
G4(基音の1オクターヴ高い)
sound
movie
wav(162kb)
mpg(565kb)
wmv(26kb)
1/2

G4_fla
G4(基音の1オクターヴ高い)
sound
movie
wav(167kb)
mpg(597kb)
wmv(28kb)
D4
D4(基音のすぐ上の)  
sound
movie
wav(164kb)
mpg(631kb)
wmv(29kb)
1/3
D5
D5(基音の1オクターブ高い)
sound
movie
wav(160kb)
mpg(662kb)
wmv(30kb)
C4
C4(基音のすぐ上の)
sound
movie
wav(160kb)
mpg(661kb)
wmv(30kb)
1/4
G5
G5(基音の2オクターブ高い)
sound
movie
wav(148kb)
mpg(630kb)
wmv(29kb)



pin 演奏のコツ

・ハーモニクス奏法では、少しでも触れる位置がずれるとうまくいかないので、 正確に触れましょう。指で難しいようなら、つまようじなどの細いもので軽く触れでみてください。

けっこう難しいですが、成功すれば普通の音より澄んだ柔らかな音色になるので、 ぜひ挑戦してみてください。