アリストテレス(Aristoteles)

 紀元前384年、ギリシャのマケドニア地方で生まれ、紀元前322年に亡くなる。  あらゆる学問を収集し分類・構成した、古代ギリシャの哲学者・科学者である。17歳でプラトン学園に入り、プラトンに師事する。

 物理学では、地上の物質は火・水・土・空気の基本的な4元素から成ると考えた。 また、天体は第5元素であるエーテルによって作られると考え、地球を宇宙の中心とした。そして月から下では物体は直線運動か強制運動をし、月から上では天体は円運動をすると考えた。また、はエーテル中を伝わるとした。

 こういった彼の理論は学者達に権威者に仕立てられ、近世初期まで信じられた。




参考文献  ・「世界科学者事典」  D.アボット:著  (出版:原書房)
・「光の歴史」  遠藤信二:著  (出版:東京図書)