ヤング(Thomas Young)

 1773年6月13日イギリスのサマーセット州・ミルバートンに生まれる。医学の勉強をしているうちに、「眼の焦点調節の原理」に気付く。1799年、ロンドンで医院を開業する。

 1801年には、光の干渉性の発見を発表した。これがニュートンの権威により200年余り信じられていた光の粒子説を揺るがせ、光の波動説が確立した。1829年5月10日、ロンドンで亡くなる。  





参考文献  世界科学者事典」  D.アボット:著  (出版:原書房)
光の歴史」  遠藤信二:著  (出版:東京図書)