フィゾーの光速測定

   フィゾーは、光線を光らせ、それがおよそ9km先の鏡に反射して戻ってくる時間を測って空気中の光の速さを測った。それには高速回転する歯車を利用した。まず、光を入射する際に歯車の2つの歯の間を通り抜けるようにする。歯車が十分に速く回っていれば、光は隣のすき間を抜けて帰って来られるはずである。そしてフィゾーは歯車の回転速度を調べて、そこから光の速さを計算した。



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参考文献 ザ・サイエンス・ヴィジュアル「」  デイヴィッド・バーニー:著  (出版:東京書籍株式会社)