2010年5月9日 研究室ハイキング 明日香方面

新メンバー歓迎ハイキングに行きました。明日香はサイクリングで回るのが一般的ですが、今回は橿原神宮前駅から歩きで・・・

まずは駅から徒歩十数分で、孝元天皇陵を取り囲む石川池に。

 

池をぐるっと回りこんで歩くと、すぐに豊浦池(?)に。ここで池を眺めてると、亀がたくさん寄ってきました・・・

 

右上は亀を見る人々、下は人を見る亀たち・・・

亀を見飽きた後、豊浦寺後を目指して歩きます。

 

豊浦寺の建物自体は無く、向原寺という別のお寺が建っています。
伝承によれば、552年に蘇我稲目が百済から献上された釈迦仏で自分の家を清めて寺としたのが始まりとも言われ、その後の疫病の流行を仏教崇拝によるという理由で物部氏に焼き払われたそうです。

 

 

豊浦寺跡から甘樫丘まではすぐです。入り口にはきれいな休憩所があったので、ここで昼食。

 

食事のあと、甘樫丘頂上に向かいます。頂上からは明日香や二上山方面まで展望が良好です。

 

ここには飛鳥時代、蘇我蝦夷の邸宅があり、大化改新の時に中大兄皇子軍勢に包囲されて、邸宅に火を放って蝦夷は自害したとの事です。

下左の遠景は大和三山の一つ、畝傍山とさらにその奥は二上山。右は飛鳥寺方面を見下ろしたところ。

 

反対側に下ると、水落遺跡です。ここは中大兄皇子によって作られた日本最古の水時計の跡だそうです。

 

高そうな懐石料理のお店を横目で見て、飛鳥坐神社に向かいます。

 

 

ここは豊穣の神様が祭ってあり、**ネタ好きの3回生・4回生には大変ウケたようです・・・

 

さてこの後、飛鳥の中心地である飛鳥寺に向かいました。飛鳥寺は蘇我氏が建立した日本最古の本格的大伽藍を有する寺だそうですが、残念なことに今はその跡地に小さな「飛鳥寺」が残っているだけです。

 

すぐ裏には、大化の改新で首を刎ねられた蘇我入鹿の首塚があります。

 

明日香ハイキング後半に続く・・・