大阪教育大学>大学院健康科学専攻
大学院健康科学専攻(夜間)
概要
今日の科学技術や経済社会の著しい発展により、人間をとりまく環境が大きく変貌し、伝統的な人間生活が急速に変わりつつあります。その中で社会の成熟や高齢化・高学歴化が進み、長寿社会・生涯学習社会に向かうことが不可避となってきています。これに伴い、心身の健康の維持・増進、生涯にわたる学習、高齢者の生活など、人間生活をめぐる様々な領域に新しい課題が生じてきています。これからの社会が、このような課題に取り組んでいくためには、人間の身体的・社会的・文化的環境とその調和について、高度の知識と素養を備えた人材の育成が求められています。また、関連の職域では、高い専門的能力を備え職場の活性化と創造的な変革の担い手となる人材が求められています。
本専攻は、このような社会的要請に応え、健康科学、生涯教育、発達人間学、スポーツ研究及び生活科学および職業科学の諸分野を有機的に組織し、個人と家族、地域と社会における健康で文化的な人間生活の理論的・実践的課題について、総合的・学際的な研究教育を行うことを目的に設置するものです。このため、本専攻では主として現職社会人を対象に夜間に授業を行い、職務上の課題に立脚しつつ、幅広い見識とともに高度の専門的素養や研究能力を養うための能力開発や再教育を行います。
期待される出願者
出願者の出身学部は問いません。企業等の健康開発部門や研修教育部門の担当者、生涯学習、社会教育、保健・助産・看護・医療・スポーツ関連分野の実務担当者、文化・医療・福祉等の行政に携わる社会人で、現在および将来の職務上の課題に関連して研究意欲のある出願者を期待します。また、これから専門的技術や実践能力・研究能力を身につけようとする意欲のある社会人の出願も期待します。
Topics
●入試情報
入試情報 | 概要 | 募集要項の請求

●コース新設のお知らせ
平成19年度よりコースが新設されました。
研究内容の増減や募集要項内容に特に変更はありません。

●研究科目合併のお知らせ
平成19年度より「健康生理学研究」と「精神・社会健康学研究」が合併し、「心身健康学研究」となりました。