シャルルの法則
(気体の体積と温度の関係を知ろう)
シャルルの法則について
私たちの身の回りにある気体は熱すると膨張します。みなさんも、次のような経験をしたことがあるでしょう。例えば、袋に入ったパンを電子レンジで温めると、パンが熱くなるのはもちろん、その袋もパンパンに膨れ上がっているはずです。これは、熱を加えられた空気の分子の運動が活発になって、膨張するから起こるのです。
シリンダーを使って、気体の体積と温度の関係を一定圧力のもとで計測し、その関係を調べます。シャルルは、その時の気体の体積は温度に比例して大きくなることを見い出しました。そして、この関係をシャルルの法則といいます。
(1)熱していない自然の状態です。 |
(2)熱すると、空気は膨張し、体積が増えます。 |
V=bT(V:体積 T:温度(K) b:気体の量や圧力による比例定数)
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参考文献
大塚徳勝著:「そこが知りたい物理学」共立出版(株) 1999年
小暮陽三著:「ゼロから学ぶ熱力学」 講談社 2001年
川村 清著:「基礎物理学シリーズ 熱学」(株)東京教学社 1997年
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