「社会科授業論T」(小)3年次前・後期開設 選択必修科目
内容: 峯 明秀
1週 4/19 オリエンテーション(社会科授業の今日的な課題とその解決に向けての視座)
教育理念だけでは教育はできない。いま社会科では何が問題なのか。
ロールプレーイング,ランキング,意思決定の操作の仕方,エクササイズ
なぜ,120年たっても暗記中心,講義形式が克服されていないのか。
2週 4/26 社会科教育の意義 (社会科の成立と学習指導要領の変遷)
社会科の目標は,昔も今も変わっていない。民主主義社会の形成,社会認識とは,
社会を知る,わかること,それだけでよいか。公民的資質の育成が目指されてい
る。市民と公民はどこが違うのか,公民としての自覚を高等学校の教育のどこで
もてたか。もっていないとすれば,社会科はどんな役割を果たしてきたのか。
3週 5/17 社会科教育の教科目標と小学校社会科の各学年目標,内容
現行学習指導要領では単元が3・4年生にまたがり,柔軟に組み替えてよい。
5年生は産業学習,6年生は歴史上の人物学習…,各学年の目標・内容説明。
4週 5/24 社会科と生活科はどこが違うのか,授業づくり,学習指導計画の立て方
香川県さぬき市立長尾小学校「2年 町のひみつを教えてあげよう」
香川大学附属高松小学校 3年 高松の紙づくりについて調べよう」
5週 5/31 社会科の授業設計,授業構成 第3・4学年 地域学習単元の進め方
児童の地域認識の発達と地域を扱った単元はどのように構成すればよいか
広島大学附属小学校「家具工場」,安野氏「小学校社会科授業の展開のポイント」
到達目標を知識,概念のレベルで構造化する。
6週 6/7 築地久子,有田和正氏のVTR視聴と批評,VTRを活用しての授業分析・授業技術
授業記録から検討する,追究するとはどういうことか,討論の授業の解説。
7週 6/14 授業研究と授業構成 第5学年 産業学習単元の実践
向山洋一氏紹介。教育技術は単に指導技術だけを言っているのではない。
マニフェストが必要。教育評価というのはどのような力が学習者自身についたかとい
うことの問い直しである。自分の経験的な枠組みに入らない授業モデルがある。
8週 授業研究と授業構成 第6学年 歴史学習単元の実践,教科書記述
ディベート「トルーマンの決断」,田中正造のメッセージ紹介
(7/26)
学習者自身と歴史,歴史を学び,どのような社会をつくるのか。
9週 社会科評価の新しい動向,テスト問題の実際,目標準拠評価 台風のためできず
小学校社会科の諸課題 生活科,道徳,総合的な学習の時間
10週 7/5 鳴門教育大学教授 小西正雄先生;「提案する社会科」論,出力型授業観
11週 7/12 グループによる学習指導案,授業発表
12週 7/26 授業の反省と改善,試験