デスクトップパソコンを使っていて、明日も続きをするから、スリープにしておこうと思って、そうしたのに、あくる朝に一晩中ついていた様子のパソコンを発見して、エネルギー浪費に心を痛めることがあります。マウスが何かの拍子に動いたとか、誰かがキーボードを叩いたとか、原因が分からないからスリープはやめようかと思います。
少々手間だけれど、「設定」の「電源とスリープ」を出して、
画面とスリープをそれぞれ最小値の1分にしておけば、
何かの具合でWakeupしても、1分後にはsleepします。
「少々の手間」でも「面倒」になるもので、クリック一発で1分スリープにしたり不眠症にしたりできないものかと思い、調べました。ありました。
POWERCFG -Change -monitor-timeout-ac 1
POWERCFG -Change -standby-timeout-ac 1
コマンドラインから実行すると1分後にsleepします。
不眠症は
POWERCFG -Change -monitor-timeout-ac 0
POWERCFG -Change -standby-timeout-ac 0
です。
コマンドラインを出して、キーボードから入力するくらいなら、設定を出して「1分」にしたり「 なし」にするほうが手間がかかりません。
何を使うのか?
バッチファイルを使います。
あらかじめ入力しておいたコマンドを順番に実行してくれる仕組みです。
POWERCFG -Change -monitor-timeout-ac 1
POWERCFG -Change -standby-timeout-ac 1
をメモ帳にコピーして、名前を付けて保存をするときに、例えば sleep.batというファイル名で保存します。
sleep.bat を使ってsleepさせたいときは、sleep.batのアイコンをクリックします。
バッチファイルを作るのが面倒な人は、以下のファイルを適当なところに保存して使ってください。
sleep.bat
fumin.bat
なお、1分で眠る状態にしたまま使うとイライラしますので、スリープから起こした時にはfumin.batをクリックして、眠らないようにしてください。