大阪府堺市片蔵(Pi07)



柱状図
採取位置

<火山灰層直上粘土>
<火山灰層最上部>
<火山灰層(Eより30cm上)>
<火山灰層(Eより10cm上)>
<火山灰層BASE>
<火山灰層直下粘土>

 火山灰直下の粘土ではPinnularia spp.などの淡水種が優占している。
 上部にいくに従いわずかながら汽水種が見られるようになり、火山灰最上部では 海水種のCoscinodiscusや、Cyclotella striata, Nitzscha spp.などの汽水種を多産するため、海水の流入があったと考えられる。
 しかし、層準では再び淡水化がみられるため。堆積環境が不安定で海水の流入、 陸化による水位変化が激しかったと考えられる。


採取位置 海水性 汽水性 淡水性 不明 殻数 優占種 堆積環境
0 6 290 0 296 Melosira italica
198 224 39 0 461 Coscinodiscus excentricus
0 0 1 0 1    
0 8 31 0 39 Navicula spp.
0 2 2 0 4    
2 0 60 0 62 Pinnularia spp.
<堆積環境>   ・・・FRESH(淡水性)    ・・・BRACKISH(汽水性)


ChartObject 珪藻産出頻度

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終わり

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