民間企業に就職して

1997年度馬場ゼミ生  森 美恵



 現在わたしは日興コーディアル証券に勤めています。 毎日刻々と変化するマーケットは大変刺激的で楽しいですよ。
 ところで、社会人になってから本当によく勉強?しています。 恥ずかしい話、大学のときにもっと勉強するんだったなぁと後悔すらしております。 大学の4年間に真剣に勉強したかどうかが、社会に出たときに大きな差になることを実感・・・・・。 4年分の勉強を、今ごろ取り戻せるよう勉強している私です。

 私は教育実習で教師の世界に違和感を感じ民間企業に就職しました。 社会に出て、つくづく学校は閉鎖的で非常識な世界であると感じています。 私の勝手で個人的な意見ですが、もっともっと民間人経験者を教員にすべきだと思います。 もしくは教師になる場合、最低3年間企業で働かなければならない、という規則があればと思っています。 企業で3年働いた後に、それでもやはり教師になりたい、と思う人こそ採用すべきです。 企業で働くと、目標や夢を実現する手段・方法が学べます。 目標に到達できることで報酬がもらえ、到達できないと減給・リストラとなり、 社会で生き残るためにどうしたらよいかを考えることができるようになります。 子供たちに、今している勉強が将来何に役立つのか、社会で生活するために何が必要なのか、 という大切なことを、自分の経験を踏まえて教えることができるようになると思います。 この様なことは、実は私が思う以上に他の人も思っているのかもしれません。 民間社長が校長先生になるシステムもできました。少しずつ、いい方向に変ってきているのかもしれません。 教員採用試験に落ちてがっかりする前に、企業で自分を成長させてから、 再度教職にトライするのもいいのでは?と私は学生達に言いたいです。



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