第58回人工知能学会 AI チャレンジ研究会
-ロボット聴覚-
第58回人工知能学会 AI チャレンジ研究会概要
- <人工知能学会合同研究会2021にて開催>
- 開催日:
- 2021年11月26日(金)
(翌27日のHARK講習会に先立ち開催)
- 開催場所: オンライン
- 参加費等:
- 投稿料ならびに参加費は不要です.
- 講演申し込み〆切:
- 2021年10月18日(火)(締切りました)
- 原稿〆切:
- 2021年11月19日(金)(締切りました)
- 参加申し込み:
- 終了しました.
- 担当幹事:
- 鈴木麗璽(名古屋大学),中臺一博(ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン/東京工業大学),干場 功太郎 (東京工業大学)
プログラム
[資料をすべて合わせたPDFファイル]
※JSTAGE 上でも公開しています(JSTAGE上で論文を見る)
2021年11月26日(金)
- 10:10-11:10 招待講演1:鳥類学におけるロボット技術やAIの関わり
- 森本 元(山階鳥類研究所)
鳥類学は野生動物研究分野の一つである。近年、急速に発展を続けるロボット技術やAIは、私たちの生活に活用されつつある。他方、鳥類学をはじめとした野生動物研究では、活用のための試行錯誤が始まったばかりであり両者の関わりは薄い。だが将来、鳥類学においてこうした技術が活用され、両者が融合していくことは想像に難くない。そこで本発表では、これらが融合しうる領域はどこなのか、その可能性の理解を皆さんとともに深めるべく、鳥類学の各分野の詳細と具体的な調査事例や実験事例を概観する。
- 休憩
- 11:15-11:35 鳴禽類のメスのさえずりの役割の理解に向けた音源定位手法の活用に関する一検討
- ○古山諒 (名古屋大学), 鈴木麗璽 (名古屋大学), 炭谷晋司 (名古屋大学), 有田隆也 (名古屋大学)
- 11:35-11:55 複数マイクアレイを用いたキンカチョウの時空間的発声パターンに基づく個体間相互作用の調査
- ○炭谷晋司 (名古屋大学), 鈴木麗璽 (名古屋大学), 有田隆也 (名古屋大学), 和多和宏 (北海道大学), 松林志保 (大阪大学), 中臺一博 ((株)ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン/東京工業大学), 奥乃博 (京都大学)
- 12:00-13:00 昼食・合同研究会スポンサー企画
- 13:00-14:00 合同研究会 全体招待講演
- 休憩
- 14:10-15:10 招待講演2:「間合い」としての共創コミュニケーション
- 三宅美博(東京工業大学)
客観的同時と主観的同時は異なる。本講演では、この両者の乖離に着目して「間合い」の問題を定義し、同時性創出のための共創コミュニケーションという在り方について説明する。ここには、われわれが未来としての「兆し」に出会うための仕組みが隠されている。
- 15:15-15:35 複数マイクロホンアレイを用いたNMFによる空間音源分離法の残響下での評価
- ○鍵本泰宏 (東京工業大学), 糸山克寿 (東京工業大学), 西田健次 (東京工業大学), 中臺一博 ((株)ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン/東京工業大学)
- 15:35-15:55 Speech-Classification in Edge-Computing for IoT Applications
- ○Haris Gulzar (Tokyo Institute of Technology), Shakeel Muhammad (Tokyo Institute of Technology), Kenji Nishida (Tokyo Institute of Technology), Katsutoshi Itoyama (Tokyo Institute of Technology), Kazuhiro Nakadai (Honda Research Institute Japan Co., Ltd./Tokyo Institute of Technology)
- 15:55-16:15 伝達関数の常時オンライン適応による音源定位・分離の向上
- ○中臺一博 ((株)ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン/東京工業大学), 瀧ケ平雅行 ((株)ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン), 河合熊輔 (工学院大学), 中島弘史 (工学院大学)
- 休憩
- 16:25-16:45 雑踏環境における音源地図の生成
- 〇坂東宜昭 (産業技術総合研究所), 升山義紀 (東京都立大学/産業技術総合研究所), 佐々木洋子 (産業技術総合研究所), 大西正輝 (産業技術総合研究所)
- 16:45-17:05 Detecting earthquakes: a novel deep learning-based approach for effective disaster response
- 〇Shakeel Muhammad (Tokyo Institute of Technology), Katsutoshi Itoyama (Tokyo Institute of Technology), Kenji Nishida (Tokyo Institute of Technology), Kazuhiro Nakadai (Honda Research Institute Japan Co., Ltd./Tokyo Institute of Technology)
- 17:05-17:25 距離スペクトルを用いた平板形状の認識について
- ○公文誠 (熊本大学), 福永陸人 (熊本大学), 中妻啓(熊本大学)
プログラム 兼 予稿集
決まり次第,プログラムを公開します.予稿はまず研究会ウェブページにて研究会開催日周辺に暫定的に公開します.
研究会開催後,JSTAGEにおいて人工知能学会第2種研究会予稿としても公開します.
予稿の準備について
カメラレディ原稿(使用言語は日本語または英語,最大8ページ程度(多少超えても問題ありません))はPDF形式で作成下さい.PDFを作成される場合には,画像のクオリティが印刷に耐えられるようご注意ください.
なお,本研究会では,予稿の完全な電子化に取り組んでいます. 紙による予稿の配布は行わず,電子ファイルのみの配布とする予定です.
様式は人工知能学会 研究会スタイルファイル/Wordテンプレートを利用して作成下さい.
日本語論文については Abstract (概要) を日本語で記載して構いません(テンプレートでは英語です).
https://www.ai-gakkai.or.jp/sig/announce/sig-style/
公知日について
本研究会では,聴講者の便宜を図るため,研究会の1週間前以降に予稿を公開する予定です.公知日が研究会開催日より早まりますのでご注意くだ さい.
投稿された論文の著作権について
AIチャレンジ研究会は人工知能学会の第2種研究会として,投稿いただいた論文の著作権は著者にあるものとしています.予稿集のそれ以外 の部分については研究会にあります. 著作権規定については 一 般社団法人人工知能学会の研究会への投稿論文等に関する著作権規程 をご確認下さい.規定のおおまかな内容は下記の通りですが,齟齬があった場合には著作権規定が優先します.
We, Special Interest Group on AI Challenges, note the following to contributors for the seminar;
- o The author keeps the copyright for his/her paper.
- o The SIG asks for a license to publish the article as the first publisher.
- o The SIG asks the author to mention the Special Interest Group on AI Challenges, Japanese Society for Artificial Intelligence, as a first publisher of the paper whenever the author copies or publishes the paper on other repositories or the author's own web sites.
AIチャレンジ研究会では,投稿いただいた論文の著作権は著者にあるものとしています.したがって本文・図・表の利用や再投稿について特 段の制限はありませんが,以下をお願いしております.
- ・投稿いただいた原稿(の全部もしくは部分)を研究会の予稿集の一部として研究会もしくは人工知能学会が電子ファイルや印刷物と してインターネット等で公開・提供することをご了承ください.
- ・また原稿そのもの以外に,書誌情報(論文タイトル,著者名,著者所属機関名,論文内の図表のキャプション)など)や著者抄録 (論文からの概要の抽出)の形で公開・提供する場合があります.
- ・所属機関等のアーカイブに登録する場合には,出典として本研究会を明記ください.
また,研究会や人工知能学会とは別の機関等が,予稿(電子ファイル)を収集し書誌情報や著者抄録等を公開する可能性があります.研究会として は,アクセス制限等を設けることはしませんので,ご留意ください.
問い合わせ先:
- 鈴木麗璽(幹事, 名古屋大学)
- Email:reiji<@>nagoya-u.jp
講演募集
人工知能学会 AIチャレンジ研究会では,人工知能学会合同研究会の一環としてロボット聴覚を中心とした研究の講演を募集します.また,それらに限らず本研究会の研究テーマと関連する投稿も広くお待ちします.
研究テーマ:
ロボット聴覚・音環境理解 (聴覚による情景分析)
ロボット聴覚機能のための音響技術
音声処理
対話処理
音楽ロボット
屋外での音環境理解
極限音響
音声に限らず音一般の知覚・理解
ロボカップ
視覚情報処理
自己位置同定
移動ロボット
物体の把持
対話ロボット
工場内ロボット
その他, 研究会に関連するテーマ
更新履歴
- 2021/09/17 Webページ公開
- 2021/10/11 発表申し込み締め切り延長
- 2021/10/25 発表プログラム掲載
リンク
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