ユーイングの装置によるヤング率

1、実験目的
ユーイングの装置に金属棒を横たえ,おもりによってこの金属棒をたわませる。
このときの中点降下を”光のてこ”の方法によって測定して,その棒のヤング率を算出する。

2、実験理論
加えた力と,物質のたわみ具合から,物質の変化しにくさ(ヤング率)を求めています。

3、実験用具
ユーイングの装置,光のてこ,巻尺,ノギス,など

3.5、“光のてこ”って・・・?
“光のてこ”って何? 何してるの?
4、実験方法
(1)実験方法1→試験棒を置き,試験棒の上におもりをつるす。 鏡は試験棒の上にのせる。

(2)実験方法2→光のてこを準備し,鏡に反射して生じた尺度を望遠鏡で観測する。

(3)実験方法3→初め,補助錘として2個ぐらいは掛けておいて,おもりを1個ずつ増加した時の位置を読む。

(4)実験方法4→次に,おもりを1個ずつ減らした時の位置を読む。

(5)実験方法5→鏡と尺度との距離を巻尺で測る。

(6)実験方法6→鏡の支点間の垂直距離を測って z を得る。

(7)実験方法7→試験棒の厚さ a ,幅 b をノギスで測る。

(8)実験方法8→支台支点間の距離 L を測る。

(9)実験方法9→ヤング率 E を求める。


 

現在位置
ヤング率
→測定法
ユーイングの装置によるヤング率

・参考文献
・物理学実験 / 吉田 卯三郎 ・ 武居 文助 ・ 橘 芳寛 ・ 武居 文雄 / 三省堂