アインシュタイン(Albert Einstein)

  1879年3月14日ドイツに生まれ、アメリカ,ニュー・ジャージー,プリンストンに2人目の妻と移り住み、1955年4月18日に死す。

 子どもの頃のアインシュタインは学校が嫌いで、一人で数学の勉強をしていたといわれている。その少年時代だけでなく、大学を卒業してからも才能を認知されず、高校教師を務めたり、ベルンの連邦特許局に勤務したりながら物理を勉強し、1905年に突然3大論文を発表したことで一躍注目を浴び、最も有名な物理学者となった。そのうちの一つはそれまで「波」であると考えられていた光を「粒子」であるとしたもので、これが光量子論である。

 ユダヤ人のためナチスの迫害にあい、世界中を巡る講演旅行の際アメリカに亡命し、アメリカが原子爆弾を開発するきっかけを作ったが後にそれを悔やみ、多くの平和運動に参加した。イスラエルの大統領に推薦されたがそれを断り、晩年は比較的静かにプリンストンで暮らした。アインシュタインが友人への手紙に「私がしてきた事は正しかったのか分からない。」というような内容を書くなど、これ程有名になってこれだけ謙虚でいられるとはすごく素敵・・。写真で見られる表情も好きで、ファンになりました(^^)




参考文献  世界を変えた科学者「アインシュタイン」  スティーブ・パーカー:著  (出版:岩波書店)
光の歴史」  遠藤信二:著  (出版:東京図書)