◆研究概要
身近な植物の多様性や環境応答を科学的に探究し、学校教員として必要な総合的な力を養います。本研究室ではとくにタンポポを主な研究対象としています。タンポポは、子どもたちにとっては身近でありながら、在来種・外来種・雑種が入り混じる、研究者にとってはたいへん曲者の植物です。分布や環境への適応、形態の多様性・可塑性など、さまざまな切り口から植物の謎に迫ります。初等中等学校の探究活動にも応用できる研究テーマです。
研究の過程では、植物組織からのDNA抽出、PCR、DNA電気泳動、制限酵素処理、塩基配列解読といった、高校生物にも登場し、大学・大学院の生物学研究でも必須となるバイオテクノロジーの手法を身につけることができます。こうした経験を通して、学校教員としての実践力と、大学院進学にもつながる研究力の双方を育て、幅広い進路選択に対応しています。