化学実験I オンデマンド実験B
〜メスシリンダーの正しい使い方〜
メスシリンダーで液体を測り取るときは、目的の量より少なめに液体を入れたあと、駒込ピペットで液体を少しずつ加えていくことで、目的の体積になるように目盛りを合わせます。
<準備物>
100 mLメスシリンダー、100 mLビーカー、駒込ピペット、スポイト、試験管、試験管立て
@ 駒込ピペットとスポイトを組み合わせます。

A 組み立てた駒込ピペットを、試験管立てに立てた試験管にさします。以降駒込ピペットは、使わないときはこの試験管にさして立てておきます。

駒込ピペットの使い方は、ここから確認できます。自信がある方もない方も、確認しておきましょう。
★駒込ピペットの使い方★彡(新しいタブが開きます)
B 100 mLビーカーに水道水を50 mL程度(目的の量より多め)入れます。

C ビーカーに取った水道水を100 mLメスシリンダーに25 mL程度(目的の量より少なめ!)入れます。

D ビーカーに残っている水道水を駒込ピペットで、メスシリンダーに少しずつ 加えて、目盛を30 mLに合わせます。
このとき、ビーカーを必ずメスシリンダー上部に近づけてから操作を行います。こうすることで、液体をこぼしにくくなります。

樹脂製のメスシリンダーでは、ガラスと違ってメニスカスが形成されません。目線を水平に合わせて目盛を読み取れば、体積を測定することができます。
目盛の読み方の説明動画はこちらにあります。
★目盛の読み方★彡(新しいタブが開きます)
これで、食塩を溶かすための水道水の準備はできましたね。この実験ではメスシリンダー内で食塩を溶かします。
では、次に進みましょう。
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copyright:2023年 大阪教育大学 種田将嗣