第57回人工知能学会 AI チャレンジ研究会
-ロボット聴覚ならびにロボカップ-
第57回人工知能学会 AI チャレンジ研究会概要
プログラム 兼 予稿集
2020年11月20日(金)
- 10:00-11:00 招待講演1:生態系保全とAI
- 田中 章(東京都市大学 / 環境アセスメント学会常務理事)
-
概要:生物多様性の減少や気候変動などの地球環境問題で明らかなように,我々ヒト
の生存基盤である地球生態系は劣化し続けている.その最大原因は人間による開
発事業や経済活動である.つまり,人間社会を幸せにするはずの「開発」や「経
済」と,生物としてのヒトの生存基盤である「自然」の保全は残念ながら今のと
ころ相反する関係である.
実は「サステイナブルデベロップメント」や今日のSDGsはそれらを両立する概
念であり,これらの合言葉が世界中の様々な所で叫ばれて久しいが,残念ながら
地球生態系はさらに悪化し続けている.
一方,AIはすさまじい勢いで発展しており新たな人間社会の到来を感じさせる.
そこで,生態系保全とAIというこれまで別々の世界にあったものが融和すれば新
しい可能性が生まれるかもしれない.そんな思いから,当方が行ってきた生態系
や生物多様性の保全,復元,創造や評価に関する研究や実験をご紹介する次第で
ある.
- 11:00-11:20 マイクロホンアレイ搭載ドローンによる音源方向尤度統合に基づく音源追跡
- ○山田泰基 (東京工業大学), 糸山克寿 (東京工業大学), 西田健次 (東京工業大学), 中臺一博((株)ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン/東京工業大学)
- 11:20-11:40 オンライン音環境認識のための低次元埋め込み手法の高速化
- ○新里 顕大 (京都大学),小島 諒介 (京都大学)
- 11:40-12:00 Visualizing Soundscape of Animal Vocalizations in Forests Using Robot Audition Techniques
- ○Hao Zhao (Nagoya University), Reiji Suzuki (Nagoya University), Shinji Sumitani (NagoyaUniversity), Shiho Matsubayashi (Osaka University), Takaya Arita (Nagoya University), Kazuhiro Nakadai (Tokyo Institute of Technology / HRI-JP), Hiroshi G. Okuno (Kyoto University / Waseda University)
- 12:00-13:00 昼食・合同研究会スポンサー企画
- 13:00-14:00 合同研究会 全体招待講演1
- 14:00-15:00 招待講演2:空間モデルを考慮した深層学習ベースの音源分離
- 戸上 真人(LINE株式会社)
-
概要:複数の音声が混ざった音を各音声信号に分離する音源分離技術について,
統計モデルベースの手法と深層学習ベースの手法が並行的に進化を続けている.
本講演では,音源分離技術の近年の動向を示すとともに,講演者が進めている,
統計モデルベースの手法で用いている空間モデルを深層学習の学習時に考慮す
る事を特徴とする音源分離方式を紹介する.
- 15:00-15:20 バイナリマスク付き非負値行列因子分解に基づく発音時刻を用いた音源分離
- ○日下湧太 (東京工業大学), 糸山克寿 (東京工業大学), 西田健次 (東京工業大学), 中臺一博 ((株)ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン/東京工業大学)
- 15:20-15:40 マイクロホン位置と音源スペクトルの確率モデルに基づくマイクロホンアレイのキャリブレーション
- 段 雄啓 (東京工業大学), ○糸山克寿 (東京工業大学), 西田健次 (東京工業大学), 中臺一博 ((株)ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン/東京工業大学)
- 15:40-16:00 テニスにおける打球音を用いた打球回転方向の識別
- ○山本修己 (東京工業大学), 西田健次 (東京工業大学), 糸山克寿 (東京工業大学), 中臺一博 ((株)ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン/東京工業大学)
- 16:00-16:20 表情による感情推定と音声による感情推定手法の検討
- ○西田健次 (東京工業大学), 山田 亨 (産業技術総合研究所), 糸山克寿 (東京工業大学), 中臺一博 ((株)ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン/東京工業大学)
- 16:20-16:40 複雑なニューラルネットワークを対象としたノードプルーニングベースのモデル圧縮の検討
- ○中臺一博 ((株)ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン/東京工業大学),福本陽典 ((株)ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン), 武田 龍 (大阪大学)
- 休憩
- 16:50-17:10 住居内環境でのLiDAR・マイクアレイ統合による移動音源の追跡
- 伊福和己(熊本大学), ○公文 誠 (熊本大学)
- 17:10-17:30 ロボット聴覚オープンソースソフトウェアHARK用ミドルウェアHARK middlewareの紹介
- ○木下智義 (株式会社ネットコンパス), 中臺一博 ((株)ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン/東京工業大学)
- 17:30-17:50 言語獲得能力を備えた音声対話エージェントの検討
- ○篠崎隆宏 (東京工業大学), 高 聖洲 (東京工業大学), 張 明鑫 (東京工業大学), 侯 汶昕 (東京工業大学), 田中 智宏 (東京工業大学)
- 17:50-18:10 口蓋形状から呼吸系・心臓系疾患を予測する手法の検討
- ○馬場嘉朗 (九州工業大学), 馬場達朗 (九州工業大学), 酒井経雄 (酒井デンタルクリニック)
- 18:10-18:30 Improving Conditional-GAN using Unrolled-GAN for the Generation of Co-speech Upper Body Gesture
- ○Bowen Wu (大阪大学/理化学研究所), Chaoran Liu (ATR), Carlos Ishi (理化学研究所/ATR), Hiroshi Ishiguro (大阪大学/ATR)
2020年11月21日(土)
- 10:00-10:20 RoboCupサッカーにおける秘匿通信のためのスペクトル拡散を用いた音声電子透かし法の提案
- ○坪倉和哉 (愛知県立大学), 久保谷空史 (愛知県立大学), 舘 拓磨 (愛知県立大学), 小林邦和 (愛知県立大学)
- 10:20-10:40 複数人対話における役割に応じた視線のふるまいの解析とロボットへの実装
- ○新谷 太健 (理化学研究所/大阪大学), 石井カルロス寿憲 (理化学研究所/ATR), 石黒 浩 (大阪大学/ATR)
- 10:40-11:00 障害物検知のための測域センサ取り付け角度に関する一考察
- ○藤井 穂尊 (龍谷大学), 鈴木 勇貴 (龍谷大学), 植村 渉 (龍谷大学)
- 11:00-11:20 タグマーカーを用いた自律移動ロボット間の自己位置推定に関する一考察
- ○鈴木 勇貴 (龍谷大学), 植村 渉 (龍谷大学)
- 11:20-11:40 VRヘッドセットを用いたサッカー審判体験システム
- ○秋山英久 (福岡大学), 田中雄大 (福岡大学), 齋藤涼太 (福岡大学), 荒牧重登 (福岡大学)
- 11:40-12:00 実機自律移動ロボット競技大会における無選手試合の提案と課題
- ○植村 渉 (龍谷大学)
- 12:00-13:00 昼食・合同研究会スポンサー企画
- 13:00-14:00 合同研究会 全体招待講演1
- 14:00- HARK 講習会 (詳細)
公知日について
本研究会では,聴講者の便宜を図るため,研究会の1週間前に予稿を公開する予定です.公知日が研究会開催日より早まりますのでご注意ください.
第57回では 2020年11月17日(火) に公開しました.
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- o The author keeps the copyright for his/her paper.
- o The SIG asks for a license to publish the article as the first publisher.
- o The SIG asks the author to mention the Special Interest Group on AI
Challenges, Japanese Society for Artificial Intelligence, as a first
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on other repositories or the author's own web sites.
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問い合わせ先:
- 鈴木麗璽(幹事, 名古屋大学)
- Email:reiji<@>nagoya-u.jp
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