TEIL X:
Rheinschiffahrt-Koeln
5月4日(火):
皆さん、右の写真で、大槻先生は何をなさっていると思いますか? ライン河下りということで、我々は始発の乗船場から船に乗り込み―時間がギリギリで、マインツ駅からダッシュ―、嬉しげに最前列に陣取ったのですが、風がやたらと強かったのは計算外でした。そして、悪者はひるむことなくシャッター・ボタンを押したのでした。
いい男」の登場です。デジカメラマンの仕事に専念していたので、私自身の写真は当然のことながら少ないのです。
- 旅行も終盤を迎え、疲れがたまっているので、船旅はしばし足を休めることができます。しかしその休息は、次に控えていた
試練によって見事に吹き飛ぶこととなりました。その試練とは……。
- ケルンの大聖堂登りだったのです。これも予定外。まさか大槻先生が「登ろう!」とおっしゃるとは。高さ157メートル(実際にはそこまで登れない)を階段で。トホホ。
- 見よ! 右の写真の充実した笑顔を! と言いたいのですが、実際は、疲れ果てて、足と一緒に笑うしかないという笑顔なのです。
- 余談ではありますが、ドイツではトイレにお金がかかります。相場は50ペニヒ(40円弱)。トイレマシンでお金を払う場合は、50ペニヒ硬貨しか使えません。したがって、50ペニヒ硬貨を手に入れると、トイレのためにキープしておく必要があります。
