タイトル | 出版社 | 学年 | あらすじ | 主題 | 主人公 | 主人公の年齢 | 主人公の性別 | 主人公の性格 | 作品世界の設定 | 主題につながるきっかけ | はじめの状況 | はじめの心理 | 終わりの状況 | 終わりの心理 | 視点 | 出来事に対する態度
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けむりのきしゃ | 教出 | 1 | 落ちてきた流れ星を、おじいさんが空に戻してあげる。 | 困っている人に対するやさしさ | おじいさん | 老 | 男 | 優しい | 非現実 | 落ちてきた星を空に戻す | 0 | 普通 | 0 | 普通 | + | 良い | + | 喜び | 客観(特) | 積極的
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はなび | 教出 | 1 | 母親と一緒にふもとの村の花火大会に出かけ、美しい花火と星の花火を見る。 | 美しいものに対する感動 | 小熊 | 幼か少 | 男 | 無邪気 | 非現実 | 親子熊が花火と星の花火を見に行く | 0 | 普通 | + | 期待 | 0 | 普通 | + | 満足 | 客観(特) | 積極的
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おてがみ | 教出 | 1 | 一度も手紙を貰ったことのないがまくんを不憫に思い、親友のかえるくんががまくんに手紙を出す | 友情の素晴らしさ | かえるくん | 青 | 男 | 友達思い | 非現実 | 手紙をもらったことのないがまくんを不憫に思い手紙を送る | - | 悪い | - | 不憫 | + | 良い | + | 喜び | 全知 | 積極的
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大きなかぶ | 教出 | 1 | おじいさんがかぶの種をまき、一人では抜けないので、おばあさんを呼び、それでも抜けず、おばあさんがまごを呼び、まごが犬を呼び、犬がねこを呼び、ねこがねずみを呼び、ようやくかぶが抜けた。 | 協力することの大切さ | おじいさん | 老 | 男 | 不明 | 非現実 | みんなで力をあわせてかぶを抜く | 0 | 普通 | 0 | 普通 | + | 良い | + | 達成感 | 客観 | 積極的
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雨つぶ | 教出 | 1 | 雨が降り始め、その雨をしのごうとする動物達 | 雨の楽しみ方・ 自然の恵み | かばの弟 | 幼 | 男 | 無邪気 | 非現実 | 兄ちゃんが大きく口を開けるのを見て真似する | 0 | 普通 | - | 不安 | 0 | 普通 | + | 楽しい | 客観 | 積極的
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うみへのながいたび | 教出 | 1 | 故郷の海を離れ、2匹の小熊を育てた母熊が、その小熊を連れて故郷の海に帰っていく。 | 子どもに対する愛情 | 母親熊 | 中 | 女 | 子ども思い | 非現実 | いたずらしようとした熊を追い払う | 0 | 普通 | - | 焦り | + | 良い | + | 安心 | 客観 | 積極的
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サラダで元気 | 東書 | 1 | 病気の母親のためにサラダを作ろうとすると、色んな動物たちが知恵を貸してくれる。 | 母親に対する愛情 | りっちゃん | 少 | 女 | 母思い | 非現実 | 病気の母のためにサラダを作る | - | 悪い | - | 心配 | + | 良い | + | 喜び | 三人称限定 | 積極的
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大きなかぶ | 東書 | 1 | おじいさんがかぶの種をまき、一人では抜けないので、おばあさんを呼び、それでも抜けず、おばあさんがまごを呼び、まごが犬を呼び、犬がねこを呼び、ねこがねずみを呼び、ようやくかぶが抜けた。 | 協力することの大切さ | おじいさん | 老 | 男 | 不明 | 非現実 | みんなで力をあわせてかぶを抜く | 0 | 普通 | 0 | 普通 | + | 良い | + | 達成感 | 客観 | 積極的
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てがみ | 東書 | 1 | あさからあめだったので、きつねのこは、足をけがしているねずみさんにてがみをかくことにする。 | 友情の温かさ | きつねの子 | 幼 | 不明 | 友達思い | 非現実 | 足をけがしたねずみさんに手紙を書く | 0 | 普通 | 0 | 普通 | + | 良い | + | 満足 | 客観 | 積極的
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ゆきの日のゆうびんやさん | 東書 | 1 | 風邪をひいたうさぎさんに代わり、三びきのねずみが郵便配達へでかけていく | 困っている人に対するやさしさ 協力することの大切さ | 三匹のねずみ | 幼 | 不明 | 優しい | 非現実 | ウサギさんの代わりに郵便配達をする | 0 | 普通 | 0 | 普通 | + | 良い | + | 達成感 | 客観 | 積極的
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はなのみち | 光村 | 1 | くまさんが種の入った袋を見つけて、中身を尋ねにリスさんのところに行く。中を見ると、袋のそこに穴が開いていたため、何もなかった。くまさんが通ってきた道に花の一本道が出来上がった。 | 春が来た喜び | くまさん | ? | 不明 | 温厚・のんびり | 非現実 | ふくろのあなから花の種が落ちる | 0 | 普通 | + | 好奇心 | + | 良い | + | 喜び | 客観(特) | 受容的
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おむすびころりん | 光村 | 1 | 転がったおむすびを追いかけ、穴に落ちるおじいさん。その穴の中で出会ったネズミ達から、こづちをもらい、それで幸せに暮らす老夫婦。 | 笑う門には福来る | おじいさん | 老 | 男 | 陽気 | 非現実 | おむすびが穴に落ちる | - | 悪い | - | ショック | + | 良い | + | 幸せ | 全知 | 受容的
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くじらぐも | 光村 | 1 | 4時間目の体育の時間に1年2組の子どもたちと先生が体操をしていると、空に大きなくじらが現れる。くじらもこどもたちといっしょに体操やかけあしをする。お互いに誘い合うと子どもたちと先生は風で空へふきとばされくじらのせなかに乗る。くじらは青い空の中を元気いっぱい進むと4時間目の終わる頃に、学校へ戻り、みんなを降ろし、また空の中へ帰っていく。 | 雲に乗るたのしさ | 一年二組の子供たち | 少 | 男女 | 好奇心旺盛 | 非現実 | くじら雲に乗る | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 0 | 普通 | + | 楽しい | 客観 | 積極的
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ずぅっと、ずっと、大すきだよ | 光村 | 1 | ぼくは毎晩飼い犬のエルフに「ずうっと、大すきだよ」といってあげた。一方、家族もエルフが好きだったが、それをことばに出さなかった。エルフが死んだとき、家族は泣いて悲しんだが、ぼくはいくらか気持ちが楽だった。それは、エルフが亡くなるまでの愛情表現の違いであったことをぼくは気付いている。これからどんな生き物を飼っても「だいすきだよ」と言いつづけようと心に決める。 | 思いを伝えることの大切さ | ぼく | 幼→少 | 男 | ペット思い | 現実 | 可愛がっていた飼い犬が死んだが、他の家族よりもいくらか気持ちが楽だった理由を考える | 0 | 普通 | 0 | 普通 | - | 悪い | + | 前向き | 一人称限定 | 受容的
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たぬきの糸車 | 光村 | 1 | おかみさんの回す糸車を、興味深そうに見ていたいたずらたぬきは、ある日罠にかかってしまう。その罠からたぬきを助けたおかみさんは、山を降り、村へ行く。おかみさんが村から帰ってくると、部屋には楽しそうに糸車を回すたぬきと、たぬきの紡いだ大量の白い糸がおいてあった。 | 恩返し | おかみさん | 中 | 女 | 優しい | 非現実 | 罠にかかった狸を助ける | - | 悪い | 0 | 普通 | + | 良い | + | 喜び | 三人称限定 | 積極的
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ぼくんちのゴリ | 光村 | 1 | ぼくんちにはゴリという名の犬がおり、ゴリの耳、ひげ、特技などについてぼくが紹介する。 | ペットへの愛情 | ぼく | 少 | 男 | 不明 | 現実 | ゴリ(犬)を紹介する | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 0 | 普通 | + | 満足 | 一人称限定 | 積極的
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大きなかぶ | 光村 | 1 | おじいさんがかぶの種をまき、一人では抜けないので、おばあさんを呼び、それでも抜けず、おばあさんがまごを呼び、まごが犬を呼び、犬がねこを呼び、ねこがねずみを呼び、ようやくかぶが抜けた。 | 協力することの大切さ | おじいさん | 老 | 男 | 不明 | 非現実 | みんなで力をあわせてかぶを抜く | 0 | 普通 | 0 | 普通 | + | 良い | + | 達成感 | 客観 | 積極的
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アレクサンダとぜんまいねずみ | 教出 | 2 | ねずみのアレクサンダは、ぜんまいねずみのウィリーと出会い、仲良くなる。アレクサンダは、自分もウィリーのように人間にちやほやされたいと思い、ウィリーから聞いた魔法のトカゲを探しに行く。トカゲにむらさきの小石が必要といわれ、毎日探したが結局見つからなかった。ある日、飽きられ捨てられていたウィリーを見つけたアレクサンダは、同時にむらさきの小石を見つけ、それを使い、ウィリーとともにねずみとして生きる。 | 友情の素晴らしさ | アレクサンダ | ? | 男 | 友達思い | 非現実 | 仲良くなったウィリーをねずみに変える | - | 悪い | - | 不満 | + | 良い | + | 喜び | 三人称限定 | 積極的
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うしろのまきちゃん | 教出 | 2 | となりに引越してきたまきちゃんが気になるぼくは、風邪で休んでいるまきちゃんがとても心配になる。ある日、先生の手紙になってまきちゃんの家に行き、まきちゃんの手紙にもなれてとても嬉しかったが、結局学校ではお話ができなかった。 | 素直になれないもどかしさ | ぼく | 少 | 男 | 恥ずかしがりや | 現実 | 手紙になってまきちゃんの家に行く | 0 | 普通 | + | 喜び | 0 | 普通 | - | もどかしい | 一人称限定 | 積極的
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ちょうちょだけに、なぜなくの | 教出 | 2 | 家の中に迷い込んだ青いちょうを捕まえようとして、間違って死なせてしまい、悲しむウーフ。お墓を作りに外にでると、友達にとんぼや天道虫を死なせたときには悲しまなかったのはなぜ、と聞かれ答えを出せなかった。 | 自己矛盾への気づき | ウ-フ | 幼か少 | 男 | 幼さ故の自己中心 | 非現実 | ちょうちょの死のみに涙を流すという矛盾を指摘される | 0 | 普通 | + | 喜び | - | 悪い | - | 困惑 | 三人称限定 | 消極的
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きつねのおきゃくさま | 教出 | 2 | きつねは、食べるためにひよこ・あひる・うさぎを育てたが、その3匹から頼りにされることに喜びを感じ、最後には3匹を守るために狼と戦い、死んでしまう。 | 必要とされることの喜び | きつね | ? | 男 | 影響されやすい | 非現実 | ひよこ・あひる・うさぎの3匹から頼りにされ、おおかみと戦う | + | 良い | + | 喜び | - | 悪い | + | 満足 | 三人称限定 | 積極的
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かさこじぞう | 教出 | 2 | 正月を迎えるために、大晦日の日に町へかさを売りに行くじいさま。しかし、おおみそかにかさを欲しがる人などおらず、何も買えないままじいさまは帰路につく。帰る道すがら、雪にさらされるおじぞうさまを見つけたじいさまは売れ残ったかさをかぶせてあげる。すると、その夜、おじぞうさまがたくさんの食べ物をじいさまの家へと届けにきてくれ、無事正月を迎えることができた。 | 恩返し | おじいさん | 老 | 男 | 優しい | 非現実 | おじぞうさまにかさと手ぬぐいをかぶせる | - | 悪い | + | 幸せ | + | 良い | + | さらに幸せ | 客観 | 積極的
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おてがみ | 東書 | 2 | 一度も手紙を貰ったことのないがまくんを不憫に思い、親友のかえるくんががまくんに手紙を出す。 | 友情の素晴らしさ | かえるくん | 青 | 男 | 友達思い | 非現実 | 手紙をもらったことのないがまくんを不憫に思い手紙を送る | - | 悪い | - | 不憫 | + | 良い | + | 喜び | 全知 | 積極的
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かさこじぞう | 東書 | 2 | 正月を迎えるために、大晦日の日に町へかさを売りに行くじいさま。しかし、おおみそかにかさを欲しがる人などおらず、何も買えないままじいさまは帰路につく。帰る道すがら、雪にさらされるおじぞうさまを見つけたじいさまは売れ残ったかさをかぶせてあげる。すると、その夜、おじぞうさまがたくさんの食べ物をじいさまの家へと届けにきてくれ、無事正月を迎えることができた。 | 恩返し | おじいさん | 老 | 男 | 優しい | 非現実 | おじぞうさまにかさと手ぬぐいをかぶせる | - | 悪い | + | 幸せ | + | 良い | + | さらに幸せ | 客観 | 積極的
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ニャ-ゴ | 東書 | 2 | ねこには気をつけるようにと言う注意を聞いていなかった三匹のねずみは、桃を取りに行く途中ねこに遭遇する。しかし、ねこの恐ろしさを知らないねずみたちは、ねこも桃とりに誘う。ねこはねずみを食べてやろうとチャンスを伺っていた。桃を取った帰りに、ねずみたちはねこの子どもたちにもおみやげの桃を渡し、それに拍子抜けした猫は、結局食べずに別れる。 | 先入観の持たない触れあい | 三匹のねずみ | 少 | 男 | 無邪気 | 非現実 | ねことももを取りに行く | 0 | 普通 | 0 | 普通 | + | 良い | + | 喜び | 客観 | 積極的
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まど | 東書 | 2 | りす、うさぎ、たぬきは春らしいものを学校へと持ってくるのだが、山の深くに住むきつねの元にはまだ春の気配を感じられるものがない。家に帰ったきつねは、春を探しに行く。すると、冬が来る前に無くした赤いボ-ルを見つけ出す。これは、春が近づいていて、雪が溶けはじめた証拠だと喜ぶきつねの子に母ぎつねはまどを開け、更に春の到来を感じさせてやる。 | 春が来た喜び | 狐の子 | 少 | 男 | 素直 | 非現実 | 雪の下から赤いボ-ルを発見する | - | 悪い | - | 不満 | + | 良い | + | 喜び | 客観 | 積極的
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手紙をください | 東書 | 2 | ぼくのうちのポストに住み着いたかえるがぼくに言われたとおりに「てがみをください」とてがみを書くがてがみが全然とどかないので出て行ってしまう。かえるがででていったあと、「てがみをください」と書かれたてがみがポストから出てきて、かえるはポストの主であるぼくにてがみを書いていたことに気付く。 | 気持ちがすれ違うもどかしさ | ぼく | 少 | 男 | 優しい | 非現実 | かえるの手紙に気づかなかったことを後悔し、かえるに返事を出そうとする | 0 | 普通 | 0 | 普通 | - | 悪い | - | 後悔 | 一人称限定 | 積極的
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名前をみてちょうだい | 東書 | 2 | お母さんにもらったぼうしが風に飛ばされ、それを追いかけていくことできつね、牛、そして、大男に出会う。きつねと牛は大男に恐れをなしてぼうしのことも忘れ逃げ帰るが、えっちゃんは勇敢に大男に立ち向かう。その迫力に圧倒され、大男は風船のようにしぼんで消えていき、えっちゃんは赤いぼうしを取り戻す。 | 自己主張の大切さ | えっちゃん | 少 | 女 | 気が強い | 非現実 | ぼうしを追いかけて、取り返す | + | 良い | + | 喜び | + | 良い | + | 達成感 | 客観 | 積極的
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おてがみ | 光村 | 2 | 一度も手紙を貰ったことのないがまくんを不憫に思い、親友のかえるくんががまくんに手紙を出す | 友情の素晴らしさ | かえるくん | 青 | 男 | 友達思い | 非現実 | 手紙をもらったことのないがまくんを不憫に思い手紙を送る | - | 悪い | - | 不憫 | + | 良い | + | 喜び | 全知 | 積極的
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スイミ- | 光村 | 2 | マグロに襲われ兄弟達を失ったスイミ-が、素晴らしい海の世界を発見し元気を取り戻し、新たな仲間と出会い、協力してマグロを追い出す | 協力することの大切さ | スイミ- | ? | 男 | 前向き・仲間思い・勇敢 | 非現実 | 新たな仲間と共にまぐろを追い出す | - | 悪い | - | 絶望 | + | 良い | + | 達成感 | 三人称限定 | 積極的
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ス-ホの白い馬 | 光村 | 2 | 1等はとのさまのむすめとけっこんできるという競馬大会にスーホは自分の白馬と出場する。スーホは1等になるが結婚させてもらえず、白馬をとのさまに奪われる。しばらくしたある日、とのさまが白馬にまたがると白馬はとのさまをふり落とし、傷だらけになりながらスーホのもとに帰ってくる。白馬は死に、白馬はスーホの夢の中で自分の体で楽器を作るように話し、スーホは言われたとおりに楽器を作った。馬頭琴の起源の物語。 | 動物に対する愛情 | ス-ホ | 少 | 男 | 誠実 | 現実 | 白馬が死に、馬頭琴を作る | + | 良い | + | 喜び | - | 悪い | + | 前向き | 全知 | 積極的
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ふきのとう | 光村 | 2 | 春模様になっていく自然の描写 | 春が来た喜び | ふきのとう | ? | 不明 | ? | 非現実 | 春風が吹き、顔を出す | - | 悪い | - | 不満 | + | 良い | + | 喜び | 客観 | 積極的
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のらねこ | 教出 | 3 | のらねこを見つけたリョウは、かわいがろうと近づき、のらねこは3 少しずつ心を開いていくが、結局すれ違いに終わってしまう。 | 気持ちがすれ違うもどかしさ | のらねこ | 少 | 男 | 臆病 | 非現実 | リョウが家のねこと走っていってしまうのを見ている | 0 | 普通 | - | 警戒 | - | 悪い | - | 孤独感 | 多視点 | 消極的
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わすれられないおくりもの | 教出 | 3 | みんなに頼りにされていたあなぐまが死に、悲しむもぐら達だったが、冬がやってきて動物達は冬眠する。春になり、動物達の話題はあなぐまの思い出。でも、それは悲しい思い出ではなく、最後には楽しい気持ちになれる思い出であり、あなぐまに教わったものは、今を生きる糧となっている。 | 死を乗り越えて生きることの大切さ | もぐら | ? | 男 | 素直 | 非現実 | あなぐまの死を悲しみ、思い出を語り合う | 0 | 普通 | 0 | 普通 | - | 悪い | + | 前向き | 多視点 | 受容的
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おにたのぼうし | 教出 | 3 | 気の優しいおにたが、病気の母と暮らす女の子に色-と親切をしたが、鬼は悪いものと言われ、悲しみながら消えていく。 | 気持ちがすれ違う悲しさ | おにた | 少 | 男 | 恥ずかしがり屋・優しい | 非現実 | 女の子に親切にするも、拒絶される | - | 悪い | - | 切ない | - | 悪い | - | 悲惨 | 客観 | 消極的
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屋根のうかれねずみたち | 教出 | 3 | 家の屋根の上でねずみたちがうかれさわいでいるため、夜なかなかねつけない犬の夫婦は、ねこに来てもらうことにする。やってきた猫はかんじんのねずみ退治をすることができない猫で、さんざんさわいでから大慌てで帰っていくが、そのさわぎのおかげでねずみは「うるさくて昼間眠れない」と手紙を残して引っ越していく。 | 予想外の出来事に対する面白さ | 犬の夫婦 | 中 | 男女 | 夫…内弁慶・人目を気にする・妻…気が強い | 非現実 | 屋根裏のねずみを追い出そうと猫を雇う | - | 悪い | - | 不快 | + | 良い | + | 安堵 | 客観 | 積極的
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消しゴムころりん | 教出 | 3 | 作文を書上げたさおりは消しゴムを机の下の穴の中に落してしまう。穴の中からやもりが出てきてさおりの消しゴムともう一つ別の真っ白な消しゴムをさおりにくれる。さおりは、ゆきひろのことを原稿用紙のすみに書いたり消しゴムで消したりするうちに、やもりがくれた消しゴムはまちがったことは消えるが、本当のことは消えない消しゴムだったことにさおりは気付く。 | 自分の気持ちへの気づき | さおり | 少 | 女 | 意地っ張り | 非現実 | やもりに不思議な消しゴムをもらう | 0 | 普通 | 0 | 普通 | - | 悪い | + | 幸せ | 三人称限定 | 受容的
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テウギのとんち話 | 東書 | 3 | テウギはソダンという学問道場に入ったが、来る日も来る日も働かされてばかりで学問を教えてもらえない。しかしとうとう、先生が学問を教えてくれることになったときに巻き起こるテウギと先生とのとんち合戦の話。 | とんちの面白さ | テウギ | 少 | 男 | 頑張り屋 | 現実 | 腹が立って、とんちを使う | - | 悪い | + | 前向き | + | 良い | + | 良い | 客観 | 積極的
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サ-カスのライオン | 東書 | 3 | ある日の夜、サーカスのライオンじんざは人の姿をして夜の散歩をしていた。その時、一人の男の子がじんざのお見舞いに来た。その次の日から毎晩、その男の子がやってき、話を聞いた。サーカス最終日の前日、入院していたお母さんと一緒に明日サ-カスを見に来ると告げられる。しかし、その夜男の子の家が火事になり、なんとか男の子を助けたものの、じんざは火の柱となって空へと駆けていった。サ-カス最終日の火の輪くぐりにじんざの姿はなかったが、お客さんは精一杯の拍手を舞台に送った。 | 自己犠牲の素晴らしさ | じんざ | 中 | 男 | 誠実 | 非現実 | 我が身を省みず少年を救う | - | 悪い | - | 郷愁 | - | 悪い | + | 幸せ | 三人称限定 | 積極的
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すいせんのラッパ | 東書 | 3 | 春が来て、冬眠していたカエル達を起こすすいせんと、それを見て楽しむアリ達。 | 春がきた喜び | すいせん | ? | 男 | 朗らか | 非現実 | ラッパを吹いて、かえるを起こす | 0 | 普通 | 0 | 普通 | + | 良い | + | 喜び | 客観 | 積極的
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ぼくはねこのバ-ニ-が大好きだった | 東書 | 3 | 飼っていたねこのバ-ニ-がある日死んでしまった。バ-ニ-のいいところを十あげてごらんと母さんに言われたぼくは九つまでは思いつくが最後の一つが思いつかない。バ-ニ-のお葬式の後、アニ-と口論をしてしまう。ぼくはバ-ニ-が土の中にいると主張するが、アニ-は天国にいるのだと言い張る。結局結論は出せないまま、父さんと花の種をまき、土の中では何でも物は姿を変えることを教えられる。そして、バ-ニ-も土に変わり、草や木を大きくする手伝いをすることを理解する。それがバーニーの最後のいいところだと知る。 | 生につながる死を理解する | ぼく | 少 | 男 | 素直 | 現実 | バ-ニ-の死から一つ一つの命が互いに支えあって生きていると気づく | - | 悪い | - | 悲しい | - | 悪い | + | 前向き | 一人称限定 | 受容的
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きつつきの商売 | 光村 | 3 | 音屋という店を始めたきつつきは、色々な自然の音を奏で、森の動物たちに聞かせる。 | 自然の素晴らしさ | きつつき | ? | 不明 | 誠実 | 非現実 | 音を売る | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 客観 | 積極的
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三年とうげ | 光村 | 3 | 三年峠で転ぶと余命は三年だ、という言い伝えのある峠での話し。ある日運悪く転んでしまったおじいさんを助けるために、水車屋トルトリがとんちを使う。 | とんちの面白さ | おじいさん | 老 | 男 | 単純 | 現実 | とんちを聞く | 0 | 普通 | 0 | 普通 | + | 良い | + | 喜び | 客観 | 受容的
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ちいちゃんのかげおくり | 光村 | 3 | 戦争中、家族四人でかげおくりをしたちいちゃん一家。その後もちいちゃんとお兄ちゃんはかげおくりをして遊ぶが、戦争が激化し、ちいちゃんにかげおくりを教えてくれたお父さんが出征する。そんなある夜の空襲でちいちゃんはお母さんとお兄ちゃんとはぐれ、一人でお母さん達を待ちつづけるが、ちいちゃんは空に上り、はぐれた家族に会う。 | 戦争の悲惨さ | ちいちゃん | 幼 | 女 | 素直 | 特殊 | 独りぼっちになり、死ぬ | + | 良い | + | 幸せ | - | 悪い | + | 幸せ | 客観 | 無力
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モチモチの木 | 光村 | 3 | おくびょうな豆太はモチモチの木に灯がともるばんに大好きなじさまを助けるため、勇気をふりしぼって医者様を呼びに行く。豆太は勇気ある行動をすることができたが、やっぱり一人でせっちんへ行くことができない。そんな豆太に、「やさしささえあれば、やらなきゃならねえことはきっとできる」と、じさまは話す。 | 勇気を出すことの大切さ | 豆太 | 幼 | 男 | 臆病 | 現実 | じいさまが腹痛で苦しみ、医者を呼びにいく | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 0 | 普通 | + | 自信 | 三人称限定 | 積極的
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やい、とかげ | 教出 | 4 | 自転車をなくしたぼくは、八つ当たりして投げた石で、とかげのしっぽを切ってしまう。その後、ぼくは自転車を見つけて、原っぱを走っていると、いつかのとかげもしっぽをまた生やしていて、お互いにせっかくく見つかったものだから、大事にしようと思った。 | 物を大事にすることの大切さ | ぼく | 少 | 男 | 素直 | 現実 | 自転車をなくすが、後に見つかる | - | 悪い | - | 落胆 | + | 良い | + | 爽快 | 一人称限定 | 受容的
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ごんぎつね | 教出 | 4 | いたずら好きのごんは、ある日兵十の捕まえたうなぎを放す。その後兵十のおっかあが死んでしまった事を知り、自分と同じく一人ぼっちになった兵十にお詫びのつもりで栗やまつたけ、いわしなどを届けるようになる。そんなある日、いつものように兵十のうちへ栗を届けに行ったごん。何も知らない兵十はごんがいたずらをしにきたのだと勘違いし、火縄銃でごんをうってしまう。そうして初めてごんが自分のためにしてくれていたことを知った兵十だった。 | すれ違う悲しさ | ごん | 少 | 男 | 純粋 | 非現実 | 兵十に撃たれる | 0 | 普通 | 0 | 普通 | - | 悪い | ± | 切ない | 多視点 | 無力
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一つの花 | 教出 | 4 | 激しい戦争の下、食料不足でぜいたくができない時代に生まれたゆみ子の口癖は「一つだけちょうだい。」あまりじょうぶでないゆみ子のお父さんも戦争に行かなくてはならない日に、見送りに来たプラットホ-ムでぐずるゆみ子にお父さんはひっそりと咲いていたコスモスの花をゆみ子に渡して行ってしまう。十年後、コスモス畑に囲まれて幸せそうなゆみ子とお母さんの姿がある。 | 戦争の悲惨さ | ゆみこ | 幼→少 | 女 | 無邪気 | 現実 | お父さんから一つだけ花をもらう | - | 悪い | 0 | 普通 | - | 悪い | + | 幸せ | 客観 | 受容的
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ホジャ物語@二人の言いつけ | 教出 | 4 | 母親に戸口の番を頼まれ、その後おじさんに伝言を頼まれたホジャは、二人の言いつけを守るために、戸を背負って母親に伝言に行く。 | 主人公の行動のおかしさ | ホジャ | 少 | 男 | バカ正直 | 現実 | おじさんに伝言を頼まれ、戸を背負い母親のもとに走る | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 客観 | 積極的
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ホジャ物語Aめがね | 教出 | 4 | ある晩、ホジャはかみさんをたたき起こし、めがねを寄越せという。腹が立ちながらも不思議に思い聞くと、めがねなしでは夢がよく見えないと言う | 主人公の行動のおかしさ | ホジャ | 中 | 男 | バカ正直 | 現実 | かみさんを起こして、めがねを借りる | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 客観 | 積極的
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アーファンティ物語@分量が足りない | 教出 | 4 | ある日よろず屋に、一斤として買った油の分量が足らない、と言われたアーファンティは、目方はよろず屋から買った塩で量ったと言い返す。 | 主人公のかしこさ | アーファンティ | 中 | 男 | ? | 現実 | よろず屋に油が足りないと言われたが、よろず屋から買った塩で分量を量ったのだ、と言った | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 客観 | 積極的
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アーファンティ物語Aとられるものと、とられないもの | 教出 | 4 | ある日アーファンティは旅人に羊の数は覚えていても、年は覚えていないのか、と言われ、年は覚えていなくて取られないが、羊は覚えていないと取られてしまうと言う。 | 主人公の貪欲さ | アーファンティ | 中 | 男 | ? | 現実 | 年は取られないが、羊の数は覚えていないと取られるから、覚えていると言った | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 客観 | 受容的
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引っこし | 教出 | 4 | 大臣の左隣と右隣に大工とかじ屋の家があり、あまりにうるさいため、引っ越すように命じたところ、大工がかじ屋の家へ、かじ屋が大工の家に引っ越した。 | とんちの面白さ | 大臣 | 中 | 男 | 自己中心的 | 現実 | 大工とかじ屋が引っこすように命じられ、お互いの家を取り替えた | - | 悪い | 0 | 普通 | - | 悪い | - | 落胆 | 三人称限定 | 積極的
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世界一美しい僕の村 | 東書 | 4 | 小さな男の子ヤムは、アフガニスタンにあるパグマンという小さな村に住んでいた。兄は長く続く内戦に兵隊として出かけている。ヤムは兄に早く帰ってきてほしいと願うが、彼の住む町パグマンでさえも戦渦へと巻き込まれていく。 | 戦争の悲惨さ | ヤム | 少 | 男 | 素直 | 現実 | 村がなくなる | 0 | 普通 | 0 | 普通 | - | 悪い | * | * | 一人称限定 | 無力
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ごんぎつね | 東書 | 4 | いたずら好きのごんは、ある日兵十の捕まえたうなぎを放す。その後兵十のおっかあが死んでしまった事を知り、自分と同じく一人ぼっちになった兵十にお詫びのつもりで栗やまつたけ、いわしなどを届けるようになる。そんなある日、いつものように兵十のうちへ栗を届けに行ったごん。何も知らない兵十はごんがいたずらをしにきたのだと勘違いし、火縄銃でごんをうってしまう。そうして初めてごんが自分のためにしてくれていたことを知った兵十だった。 | すれ違う悲しさ | ごん | 少 | 男 | 純粋 | 非現実 | 兵十に撃たれる | 0 | 普通 | 0 | 普通 | - | 悪い | ± | 切ない | 多視点 | 無力
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とっときのとっかえっこ | 東書 | 4 | ネリーはバーソロミューおじさんのおとなりさん。小さいころはカートをひいてもらって、あちこち遊んだけど、大きくなった今は逆に、バーソロミューおじさんを車椅子にのせて、いろんなところへいく。とっておきのとっかえっこだ! | 支えあう素晴らしさ | ネリ- | 幼→少 | 女 | 思いやりがある | 現実 | バーソロミューの車椅子を押すようになる | 0 | 普通 | + | 楽しい | - | 悪い | + | 幸せ | 全知 | 積極的
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あ・し・あ・と | 東書 | 4 | ぼくが知り合った新しい友達はフクイリュウだった。その友達とずっと仲良く遊んでいたが、ぼくは大人になり都会へ働きに行かなければならなくなる。しかし、別れの日になっても別れを告げられずかくれんぼの途中でそっと立ち去る。何年か経ったある日、かくれんぼの続きをつぶやくとあの日と変わらないフクイリュウ君が現れる。そして、最後のかくれんぼが終わって振り返ると、フクイリュウは優しい山に変わっていつまでもそこに佇んでいた。 | いつまでも変わらない友情の素晴らしさ | ぼく | 少→青 | 男 | 引っ込み思案・友達思い | 非現実 | フクイリュウと再会する | 0 | 普通 | + | 喜び | + | 良い | + | 幸せ | 一人称限定 | 積極的
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3つのお願い | 光村 | 4 | 一月一日に、自分が生まれた年にできた-セント玉を拾うと、三つのお願いがかなうというおまじないを通して、友達の大切さに主人公が気付く物語。 | 友情の大切さ | ゼノビア | 少 | 女 | 気が強い | 現実 | お呪いのことについて、ビクターとけんかする | - | 悪い | - | 悲しい | + | 良い | + | 幸せ | 一人称限定 | 受容的
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ごんぎつね | 光村 | 4 | いたずら好きのごんは、ある日兵十の捕まえたうなぎを放す。その後兵十のおっかあが死んでしまった事を知り、自分と同じく一人ぼっちになった兵十にお詫びのつもりで栗やまつたけ、いわしなどを届けるようになる。そんなある日、いつものように兵十のうちへ栗を届けに行ったごん。何も知らない兵十はごんがいたずらをしにきたのだと勘違いし、火縄銃でごんをうってしまう。そうして初めてごんが自分のためにしてくれていたことを知った兵十だった。 | すれ違う悲しさ | ごん | 少 | 男 | 純粋 | 非現実 | 兵十に撃たれる | 0 | 普通 | 0 | 普通 | - | 悪い | ± | 切ない | 多視点 | 無力
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一つの花 | 光村 | 4 | 激しい戦争の下、食料不足でぜいたくができない時代に生まれたゆみ子の口癖は「一つだけちょうだい。」あまりじょうぶでないゆみ子のお父さんも戦争に行かなくてはならない日に、見送りに来たプラットホ-ムでぐずるゆみ子にお父さんはひっそりと咲いていたコスモスの花をゆみ子に渡して行ってしまう。十年後、コスモス畑に囲まれて幸せそうなゆみ子とお母さんの姿がある。 | 戦争の悲惨さ | ゆみこ | 幼→少 | 女 | 無邪気 | 現実 | お父さんから一つだけ花をもらう | - | 悪い | 0 | 普通 | - | 悪い | + | 幸せ | 客観 | 積極的
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白いぼうし | 光村 | 4 | 男の子が帽子の下に捕まえておいた白い蝶を逃がしてしまった松井さんは、代わりに母から送ってもらった夏みかんを、帽子の下に忍ばせる。それから、タクシーに戻ってくると、見知らぬ小さな女の子が乗っていて、早く出して言われ、不思議に思いながらも車を出す松井さん。菜の花橋に着くと、その女の子は消えてしまい、不思議な声が聞こえてくる。 | 分け隔てないやさしさ | 松井さん | 中 | 男 | 優しい | 特殊 | 帽子を拾い、ちょうを逃がしてしまう | 0 | 普通 | + | 喜び | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 三人称限定 | 受容的
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ゆきわたり | 教出 | 5 | 「狐は人をだますもの」そう教えられてきた四郎とかんこだったが、ある狐の紺三郎と出会い、幻灯会へ行くことによってその価値観が変わっていく。 | 信じあうことの素晴らしさ | 四郎とかんこ | 少 | 男女 | 素直 | 非現実 | 狐を信じる | 0 | 普通 | + | 喜び | 0 | 普通 | + | 満足 | 三人称限定 | 積極的
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おはじきの木 | 教出 | 5 | 娘のかなこが息を引き取ったにれの木の下にやって来たげんさん。そこで一人の女の子と出会い、かなこの話をする。その晩、げんさんはかなことその女の子が、にれの木の中で一緒におはじきをする幻を見、女の子はかなこと共ににれの木の中でおはじきをする夢を見る。 | 戦争の悲しさ | げんさん | 中 | 男 | 娘思い | 特殊 | にれの木で戦争中になくした娘のかなこの姿を見る | - | 悪い | - | 喪失感 | - | 悪い | - | 悲嘆 | 三人称限定 | 積極的
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五月の初め、日曜日の朝 | 教出 | 5 | 事故にあって死んでしまった飼い犬の柴犬「バウ」のことを思い、走ることが大好きだった「バウ」の夢を見たことで、もう一度今度は一人で「ぼく」が青いランニングシュ-ズをはいて走ることを決意し、「ぼく」が「バウ」の死を受け入れていく。 | 死を受け容れることの大切さ | ぼく | 少 | 男 | ペット思い | 現実 | 愛犬の死を受け入れていくことで、もう一度走り出す | - | 悪い | - | 喪失感 | + | 良い | + | 前向き | 一人称限定 | 受容的
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ちかい | 東書 | 5 | ヤミ-ナは、ハンタ-になることが夢だった。ある日、ハンタ-の真似をして野生動物に迫っているうちにおじいちゃんとはぐれ、一人ぼっちになる。すると、悲しそうな声が聞こえ声のする方へと向かう。そこには親を打たれて、悲しむゾウの子がいた。そのゾウを連れてなんとか村へ帰ろうとするが道が分からない。幾度の困難に出遭いながらも、おじいちゃんやお母さんの言葉に励まされ子ゾウを群れに戻し、ヤミ-ナも迎えに来たお母さんに出会うことが出来た。最後にはヤミ-ナは決してハンタ-にはならないことを心に誓う。 | 動物との共存を考えることの大切さ | ヤミ-ナ | 少 | 女 | 素直 | 現実 | ハンタ-に親を殺された子ぞうに出会い、群れに帰す | - | 悪い | - | 不安 | + | 良い | + | 前向き | 客観 | 積極的
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注文の多い料理店 | 東書 | 5 | 都会から猟にやってきた二人の紳士が、立ち寄った料理店で、とても恐ろしい目に遭う。 | 人間の傲慢さ | 二人の紳士 | 青 | 男 | 残忍・傲慢 | 非現実 | 山猫軒を見つけ、入店し恐ろしい体験をする | - | 悪い | - | 不満 | - | 悪い | 0 | 普通 | 三人称限定 | 積極的
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父さんの宿敵 | 東書 | 5 | ケンカして帰ってきた弟に、父さんが小さいときの宿敵の話をし、その宿敵が実はお母さんであったという話。 | 人との縁の面白さ | 父さん | 中 | 男 | 陽気 | 現実 | 父さんが昔話をする | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 一人称限定 | 積極的
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わらぐつの中の神様 | 光村 | 5 | スキー靴がかわくまでの間、まさえはおばあちゃんの昔話を聞く。そこでおみつさんという女の人が、雪げたが欲しいばかりに藁ぐつを作って売り、それがきっかけで大工さんと結婚する。話が終わった後、実はそれはおばあちゃん自身の話だったと気づいたのであった。 | 見た目では決まらない物の価値 | まさえ | 少 | 女 | 素直 | 現実 | おばあちゃんの昔話を聞く | 0 | 普通 | - | 不満 | 0 | 普通 | + | 喜び | 多視点 | 受容的
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大造じいさんとがん | 光村 | 5 | 大造じいさんは毎年がんをとろうと罠をかけるが、いつもがんのリーダー、残雪に見抜かれてしまう。苦々しく思っていた大造じいさんだったが、ある日群れの仲間を助けるためにハヤブサと命がけで戦う残雪の姿に心打たれ、ライバルとして尊敬するようになる。 | 認め合うことの大切さ | 大造じいさん | 老 | 男 | 真面目 | 現実 | 残雪と戦う | - | 悪い | - | 不満 | - | 悪い | + | 爽快 | 三人称限定 | 積極的
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新しい友達 | 光村 | 5 | わたしとまりちゃんは仲よしだが、小学3年生のときにまりちゃんはロンドンへ行ってしまうが、2年後まりちゃんが再び日本に帰ってくる。帰ってきてからのまりちゃんを、わたしは別人のようになってしまったと感じ心細さを感じているが、クラスメイトの「坂本君」の言葉から「まりちゃん」を新しい友達と思うことにした。 | 友情の大切さ | わたし | 少 | 女 | 友達思い | 現実 | 友達と再会する | - | 悪い | - | 悲しい | + | 良い | + | 喜び | 一人称限定 | 受容的
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プラム・クリ-クの土手で | 光村 | 5 | 大雨が降り、両親に止められていたにも関わらずクリ-クへ出掛けたロ-ラ。いつもと違う水の激しさを始めは楽しんでいたロ-ラも次第にその水の激しさに恐怖を感じ始める。そして、やっとの思いで川から這い上がり家へと戻る。母は、思っていたよりもきつくしかることはなかったがロ-ラは自分自身でクリ-クの恐ろしさ、人間にコントロ-ルすることのできない自然の脅威に気付く。それと共に、自然の思い通りにはならなかった自分の強さから、人間も自然の力にただ屈するわけではないことを知る。 | 自然の脅威 | ロ-ラ | 少 | 女 | 好奇心旺盛 | 現実 | 大雨の次の日のクリ-クに足を滑らせ落ちる | - | 悪い | + | 期待 | - | 悪い | + | 反省 | 三人称限定 | 積極的
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きつねの窓 | 教出 | 6 | 狩りの途中で迷い、辿り着いたきつねの染物屋で指を染めてもらうぼく。その指で窓を作ると不思議な光景が見え、感激するが、家に帰ると真っ先に手を洗ってしまい、落胆してしまう | 思い出のせつなさ | ぼく | 青 | 男 | 自己中心的 | 非現実 | 不思議な風景を垣間見る | - | 悪い | - | 不安 | - | 悪い | - | 後悔 | 一人称限定 | 積極的
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川とノリオ | 教出 | 6 | 戦時中にノリオは、川に物を流して、自分も川の中に入り、最後には母親に引き上げられて、怒られるという一続きの「追いかけっこ」をしていた。しかし、ある夏の日、いつもと同じように追いかけっこをしていても母親は来てくれなかった。家に帰っても母親はいなかった。母親はその日ヒロシマに行っていたようだ。その秋に父親は箱になって帰ってきた。また次の夏、母親が帰ってこなかった夏の日にノリオは祖父から与えられた仕事をしながら、母親を思い、帰ってこいと願う。 | 戦争の悲惨さ | ノリオ | 幼→少 | 男 | 無邪気 | 現実 | 戦争に巻き込まれ、父母をなくす | 0 | 普通 | + | 幸せ | - | 悪い | - | 喪失感 | 三人称限定 | 無力
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美月の夢 | 教出 | 6 | 美月が「将来の夢」という作文をきっかけに自分の将来の夢について考える。作文がうまく書けず気分が重くなる美月のもとに、ずっと文通していた養老院の沼田さんが亡くなったという知らせが届き、沼田さんとの手紙のやりとりを思い出し、自分の夢に自信を持ち始める。 | 夢を見つけることの大切さ | 美月 | 少 | 女 | 純粋 | 現実 | 沼田さんの死を知る | 0 | 普通 | - | 不安 | 0 | 普通 | + | 前向き | 三人称限定 | 受容的
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ヒロシマのうた | 東書 | 6 | 原爆投下後の広島で、水兵だったわたしはお母さんが死んでしまった女の子を助ける。その子が大きくなり、会う機会があったときに、お母さんの名札を渡して話をする。 | 戦争を乗り越えて生きる今の人々の姿 | ぼく(稲毛さん) | 青→中 | 男 | 誠実・真面目 | 現実 | ミ子ちゃんと再会する | - | 悪い | 0 | 普通 | + | 良い | + | 喜び | 一人称限定 | 積極的
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海の命 | 東書 | 6 | もぐり漁師だった太一の父親は巨大クエを仕留めようとして死んでしまった。太一は中学を卒業すると与吉じいさに弟子入りし漁師になるための修行をつむ。やがて与吉じいさも海にかけた生涯を閉じると、太一は母親の悲しみを背負いながらももぐり漁師になる。ある日、父を殺した巨大クエを太一は見つけるが、それを「おとう」と思うことで瀬の主を殺さずにすみ、その大魚を海の命だと思えた。巨大クエにもりを打たなかったことを、太一はしょうがいだれにも話さなかった。 | 自然の雄大さ 太一の成長 | 太一 | 少→青 | 男 | 意志が強い | 現実 | 巨大なクエに会う | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 0 | 普通 | + | 満足 | 三人称限定 | 積極的
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あの坂をのぼれば | 東書 | 6 | みたことのなかった坂の向こうへと向かう3 少年。話に聞いたようには海は見えてこず、何度も挫折しそうになる。何かに突き動かされるように海を目指す3 少年。そこに何があるということよりも、とにかく坂を越えて自分の目で坂の向こうにあるものを確かめようとひたすらに突き進む。 | あきらめずに挑戦することの大切さ | 3 少年 | 少 | 男 | 特になし | 現実 | 海鳥を見つける | - | 悪い | - | 不安 | + | 良い | + | 期待 | 三人称限定 | 受容的
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きいちゃん | 光村 | 6 | 足が不自由な障害者であるきいちゃんが、お姉さんの結婚式に向けて浴衣を縫う中で、周りの人をも動かし、自分の生き方を見つけていく。 | 自分らしく生きることの大切さ | きいちゃん | 少 | 女 | 姉思い | 現実 | 結婚のお祝いに浴衣を縫う | - | 悪い | - | 孤独感 | + | 良い | + | 喜び | 一人称限定 | 積極的
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やまなし | 光村 | 6 | 子がにの兄弟が、五月にはかわせみに魚が一瞬にして命を奪われたのを見て恐怖を感じ、十二月にはやまなしの恵みを喜び、季節が流れていく。 | (多様な解釈が考えられる) | 子がにの兄弟 | 少 | 男 | 素直 | 非現実 | 死と直面する | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 0 | 普通 | 客観 | 受容的
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海の命 | 光村 | 6 | もぐり漁師だった太一の父親は巨大クエを仕留めようとして死んでしまった。太一は中学を卒業すると与吉じいさに弟子入りし漁師になるための修行をつむ。やがて与吉じいさも海にかけた生涯を閉じると、太一は母親の悲しみを背負いながらももぐり漁師になる。ある日、父を殺した巨大クエを太一は見つけるが、それを「おとう」と思うことで瀬の主を殺さずにすみ、その大魚を海の命だと思えた。巨大クエにもりを打たなかったことを、太一はしょうがいだれにも話さなかった。 | 自然の雄大さ 太一の成長 | 太一 | 少→青 | 男 | 意志が強い | 現実 | 巨大なクエに会う | 0 | 普通 | 0 | 普通 | + | 良い | + | 満足 | 三人称限定 | 積極的
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