熱 膨 張 率

(線膨張率・体膨張率)


線膨張率について

気体は、熱を加えると分子の運動が激しくなり、体積が大きくなる ことはシャルルの法則で勉強しました。固体も同じで、分子間の距離が増大して、膨張します。一般的に 次のような関係が成り立ちます。αは線膨張率で温度差1Kあたりの伸び率を表します。

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体膨張率について

αは線膨張率です。物質のよって線膨張率は異なってきます。 そして、物体はあらゆる方向に膨張しますので、体積も大きくなります。これを、体膨張といいます。この体膨張と線膨張を合わせて 熱膨張といいます。そして、一般的に次の関係が成り立ちます。

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また、線膨張率と体膨張率の間には次の関係も成り立ちます。

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☆熱膨張率の面白いお話(鉄道のレール編)
★熱膨張率の面白いお話(バイメタル温度計編)

固体の線膨張率

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物質線膨張率
12
16.7
アルミニウム23
29
ガラス8〜10
ポリエチレン100〜200

液体の体膨張率

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物質体膨張率
0.21
エタノール1.08
水銀0.181
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参考文献
大塚徳勝著:「そこが知りたい物理学」共立出版(株) 1999年