よくある質問(Q&A)

教養学科 自然研究専攻について、皆さんの疑問にお答えします(Q&A形式)

大阪教育大学 教養学科 自然研究専攻について

教員養成課程 理科教育専攻とは、どの点が違うのでしょうか?

 教員養成課程は、主として教員(小学校〜中学校)の養成を目的としています。授業も教員になるために必要な授業カリキュラムとなっています。
 一方、教養学科 自然研究専攻は、教員(中学校〜高等学校)はもちろん、理系の専門分野や文理融合の分野で活躍できる人材育成を主な目的としています(詳しくはカリキュラムをご覧ください)。

他大学の理学部などと比べて、どのような特色がありますか?

 「カリキュラム」と「進路」に大きな特色があります。
 大阪教育大学 自然研究専攻では、他大学の理工系学部と同等の「専門知識」と文系・理系の枠にとらわれない幅広い「教養」の融合を目指したカリキュラムになっています。さらに教育大学ということで、教員免許取得の体制が充実しています。
 また卒業生の進路は、他大学の理学部では「企業・公務員就職」や「大学院進学」がほとんどを占めます。大阪教育大学 自然研究専攻では、「企業・公務員就職」「大学院進学」に「中学校・高等学校教員」が加わり、それぞれほぼ同じ割合です(詳しくは卒業後の進路をご覧ください)。

自然研究専攻の先生は、どのような研究をされていますか?

 自然研究専攻は、他大学の理工系学部に匹敵するレベルの研究設備が整っています。教員は、その設備を利用して物理・化学・生物・地学をベースとした次世代機能性材料や生命科学、環境科学などの幅広い分野で最先端の研究を行っています。
 また学生は、3回生から研究室に分属し、最先端の研究を卒業研究で実際に行っています(詳しくは研究室紹介をご覧ください)。

どのような免許・資格が取れますか?

 自然研究専攻は教育大学にあるため、教員免許取得のための環境整備が大変充実しています。
 そのためもあって、毎年多くの学生が「中学校理科」「高等学校理科」の教員免許を取得しています。ただし、小学校の教員免許は取得できません(小学校の教員免許を取得するには、教員養成課程に入学する必要があります)。
 他には、「博物館学芸員」や「図書館司書」の資格も取得可能です。

進路について

卒業生の進路は?

 進路は、「中学校・高等学校教員」「企業・公務員就職」「大学院進学」がほぼ同じ割合です。これが、本学の教員養成課程や他大学の理学部と大きく違うところです(詳しくは卒業後の進路をご覧ください)。

学校の先生になれますか?

 もちろんなれます。自然研究専攻では、卒業生の多くが中学校や高等学校の先生として活躍しています。ただし、小学校の先生になるための教員免許取得はできません(小学校の教員免許取得希望の方は、教員養成課程に入学する必要があります)。

将来は、学校の先生か企業就職するかで迷っています・・・

 そのような方こそ、大阪教育大学 自然研究専攻が向いています。
 自然研究専攻では、教員(中学校〜高等学校)はもちろん、理系の専門分野や文理融合の分野で活躍できる人材育成を主な目的としています。入学当初は教員希望だった人が、専門の授業を受けるにつれて、その専門性を活かして、メーカー就職や大学院に進学してより専門性を深める方向に進路変更できるからです(もちろん、企業就職希望から教員になる方も多数おられます)。