煌ヤ講師ら「西明寺国宝本堂柱絵」を新発見

滋賀県甲良町にある西明寺本堂で、煌ヤ由香里講師らの研究グループが柱絵を発見しました。国宝の本堂内にある黒くすすけた2本の柱を赤外線で撮影したところ、側面にそれぞれ4体ずつ、あわせて8体の菩薩が描かれていることがわかりました。 鎌倉時代とみられていた本堂の作られた時期が、大きくさかのぼる可能性があり、世界遺産の法隆寺金堂(奈良県)に匹敵する「世界最古の木造建築」の可能性がでてきたという大きな発見です。 この発見は、美術史のみならず、建築史、文化史などにも広く重要な意味を持ち、さらなる調査・研究が期待されます。本件は、8月9日の「報道ランナー」(関西テレビ)、8月11日付の朝日新聞(夕刊)にも取り上げられました。


 西明寺本堂
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