造形芸術学 高間 由香里
日本の古代から中世にかけての美術史学、特に仏教絵画史を主たる研究領域としています。作品の考察において、赤外線写真やX線写真、顕微写真といった自然科学的手法、いわゆる光画像計測法を応用するのがその研究法の大きな特色です。作品の詳細かつ正確な観察に基づき、新たな歴史的真実の考究を目指しています。また、教室内の講義だけでなく、積極的に展覧会や現地調査に赴き、実際に作品と対峙して、自らの力で考えることを重視した教育を心掛けています。
<担当授業科目> ○学部 美術史A・B、美術理論T、美術史特講T・U、美術史演習、美術学演習