本講座の特徴
学部
概要
特別支援教育に関する専門教員の養成を行っています。1学年の定員は45名で、これは特別支援教育単独の専攻の定員としては国内最大の規模を誇っています。6障害種の専門のコースが用意されており、視覚障害教育コース、聴覚障害教育コース、知的障害教育コース、肢体不自由教育コース、病弱教育コース、発達・言語障害教育コースがあります。
学部開講科目
【教育実習の特色について】
本講座では、以下のような実習の機会が用意されています。
1回生で観察実習(小学校・特別支援学校)
2回生で体験実習(小学校)
3回生で基本実習(小学校)・専門実習(特別支援学校)
4回生で発展実習(小学校)・併修実習(特別支援学校)
積み上げ型教育実習イメージ
以下、用意されている科目です。
赤文字 ・・ 必修科目
青文字 ・・ コース別必修科目 (所属コースにより異なるので注意)
黒文字 ・・ 自由選択科目
1回生 | 特別支援教育総論 インクルーシブ教育システム基礎論 手話学習の基礎 点字指導法 |
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2回生の進級時に、6障害種のいずれかのコース(視覚障害教育、聴覚障害教育、知的障害教育、肢体不自由教育、病弱教育、発達・言語障害教育)に所属することになります。 | |
2回生 | 障害理解教育 視覚障害アセスメント論 聴覚障害アセスメント論 視覚障害教育 聴覚障害教育 知的障害教育 肢体不自由教育 病弱教育 発達障害教育 視覚障害歩行指導法 言語指導法 特別支援教育コーディネーター基礎論 言語障害教育 重複障害教育 |
3回生 | 視覚障害心理 視覚生理・病理 聴覚障害心理 聴覚音声生理・病理 知的障害者の心理・生理・病理 肢体不自由者の心理・生理・病理 病弱者の心理・生理・病理 障害児アセスメント論 病弱者の心理と健康行動学 障害児のキャリア教育 障害者の心理・生理・病理 特別支援教育実践論 特別支援教育実習 障害児研究法Ⅰ |
4回生 | 視覚障害指導論 聴覚障害指導論 知的障害指導論 肢体不自由指導論 病弱指導論 ユニバーサルデザイン授業論 発達障害指導論 障害児研究法Ⅱ |
教職大学院 NEW
お知らせ NEW
特別支援教育コースでは、現職教員の方でも通える夜間コースを令和六年度より開講します。夜間コースでは、昼間は勤務校で働きながら夜間に天王寺キャンパスで講義を受けることができます。また、引き続き昼間コース(柏原キャンパス)も募集しています。
大学院相談会(講座主催)
2023年 6月23日(金曜日)18:00〜19:00(最大)オンライン実施
6月30日(金曜日)18:00〜19:00(最大)オンライン実施
申し込みは、正井隆昌(masai-t12@cc.osaka-kyoiku.ac.jp)までメールを送ってください。
大学院説明会(大学主催)
2023年 7月 2日オンライン実施
11月 3日オンライン実施
12月17日オンライン実施
大阪教育大学を含む教職大学院から推薦を受けた人を対象とした教職大学院推薦特別選考を実施し、 教職大学院推薦特別選考合格者については、第一次選考を免除する。
概要
養成する人材像
目的・特色
特別支援教育専攻では、生涯発達の視点から、特別支援学校、幼・小・中・高等学校並びに各種施設における特別なニーズのある子どもたちの能力や個性に応じた専門的な教育的支援を追求することによって、特別支援教育における指導的教育者、研究者並びに特別支援教育コーディネーターを養成することを目的としています。
そのために、実践現場における教育・心理・臨床面の専門的知識・能力や、学校安全や危機対応についての知識・能力を養いながら、特別支援教育を先導し得る教育者、研究者並びに特別支援教育コーディネーターの育成を目指します。
- 1学年の定員は10名となっています。
- 大学院においては特別支援教育に関わる特に専門的な知識の習得に加え、一人で一定水準の研究を行うことができるようになるだけの研究的側面における方法等の修得が要求されます。
- 特別支援教育の現場は、子どもたちの障がいの多様化、重度化、重複化をはじめ、様々な課題に直面しています。そのためには、明確な問題意識をもつことはもちろん、その問題を子どもたちの能力や個性に応じた専門的な教育的支援を追求することができる教育者・研究者になることをめざします。
受験条件
【所持免許】
特別支援学校教諭1種免許状
特別支援学校教諭2種免許状(変更となりました)
大学院開講科目
【取得免許】
特別支援学校教諭専修免許状
【学位】
教職修士(専門職)
科目区分 | 授業科目の名称 |
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特別支援教育コース | インクルーシブ教育の理論と実際 特別支援教育コーディネーター論 特別なニーズのある子どもの心理学的理解と支援 特別なニーズのある子どもの生理と病理 特別なニーズのある子どもの臨床 発達障害のある子どもの理解と支援 特別支援教育の現代的課題 発達支援教育実践論 特別支援教育の教育課程と授業論 教育相談支援の理論と実際 |
特別専攻科 NEW
概要
過去に大学等で特別支援教育を専門的に学んだことのない方も対象としています。修業年限は1年で、既に教員免許を取得している人を対象としています。
通常の講義に加えて、現場における実習経験の機会を豊富に用意し、実践的な知識が習得できるようになっています。
(過去に大学等で特別支援教育を学んだ経験がない方も対象となります)
特別専攻科入学時までに取得見込みの者を含む
詳しくは特別専攻科ホームページへ
【取得免許】
特別支援学校教諭一種免許状
◎聴覚障害分野を修了の場合
「聴覚障害者に関する教育」
「知的障害者に関する教育」
「肢体不自由者に関する教育」
の領域を定めた特別支援学校教諭一種免許状
◎発達・言語障害分野を修了の場合
「知的障害者に関する教育」
「肢体不自由者に関する教育」
「病弱者に関する教育」
の領域を定めた特別支援学校教諭一種免許状
【入学者選抜方法】
①小論文
②面接
③研究計画書
専攻科開講科目
聴覚障害教育、発達・言語障害教育をはじめ、特別支援教育の充実に資するために、充実した特別支援教育に関する専門教育を行い、これらの分野における教育を担当し得る教員の養成を目的としています。
聴覚障害分野 | 特別支援教育論 知的障害者の心理・生理・病理 肢体不自由者の心理・生理・病理 障害者の心理・生理・病理 病弱者の心理・生理・病理 聴覚障害教育 聴覚障害指導論 聴覚障害心理 聴覚音声生理・病理 聴覚障害臨床 知的障害教育 知的障害指導論 肢体不自由教育 肢体不自由指導論 病弱教育 視覚障害教育 発達障害教育 発達障害指導論 重複障害教育 言語障害臨床 ユニバーサルデザイン授業論 教育実習 障害児研究法B 論文 |
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発達・言語障害分野 | 特別支援教育論 知的障害者の心理・生理・病理 肢体不自由者の心理・生理・病理 障害者の心理・生理・病理 病弱者の心理・生理・病理 聴覚障害教育 聴覚障害指導論 聴覚障害臨床 聴覚障害心理 聴覚音声生理・病理 知的障害教育 知的障害指導論 肢体不自由教育 肢体不自由指導論 病弱教育 視覚障害教育 発達障害教育 発達障害指導論 重複障害教育 言語障害臨床 ユニバーサルデザイン授業論 教育実習 障害児研究法B 論文 |