英語教育部門の紹介
2024年10月8日 
令和7年度本学教員養成課程・英語教育コース(前期日程)の入学試験問題の出題形式について掲載しました。(本ページ下部)


部門から
英語教育は「グローバル化」「ダイバーシティ」などのキーワードで表される現代教育において、最も迅速に変化への対応が求められる分野の1つです。母語ではないが故に個々の学習者の理解は非常に大切になりますし、教科横断型の授業でも重要な役割を担います。求められるものは多いですが、チャレンジ精神を持って臨めば、ポジティブな変化を実感できるフィールドです。強く、しなやかで、思いやりの心を持った英語教師をめざして、共に学んでいきましょう。


求める学生像
  • 高等学校で履修した教科・科目における基礎学力を有している人
  • 小学校教員や中学校・高等学校の英語教員として必要な知識・技能・関連する専門分野への関心があり、それらを学ぶための十分な学力と適性を有している人
  • 国内外の社会の多様性を理解し、多様な人々とコミュニケーションを図り、協働できる能力を身につけようと思っている人
  • 子どもたちの成長に関わることへの関心があり、教職に就くことを強く希望し、探究心を持って主体的に学ぶ態度を有している人



  • 問い合わせ

    オープンキャンパス英語教育コース紹介でこれまでに尋ねられたご質問への回答
    Q: 推薦入試は専願ですか。
  • A: 本学の募集要項や選抜要項には推薦入試の受験資格の一つとして「合格した場合には入学を確約できることとする」という条項が盛り込まれています。 つまり、ほかの大学に合格した場合でも、本学の推薦入試に合格した場合には本学へ必ず入学をしていただくことを本学は推薦入試の受験資格としています。

  • Q: 卒業後の進路について教えてください。
  • A: 教員になる、企業に入る、大学院に進学するという3つの進路があります。今年度発行される「大阪教育大学 大学案内 人にまっすぐ」の就職データに教員になった卒業生の人数が記載されていますので、詳しくはそちらをご覧ください。https://osaka-kyoiku.ac.jp/university/kouhou/relations/guide.html

  • Q: 英語教育コースに入学して高校の英語の免許を取得するには、3回生で教育実習に行ったうえに、さらに4回生で併修実習に行くのですか。
  • A: 2023年度以降の入学者は、高校の英語の免許をとるには、3回生での基本実習で小学校あるいは中学校のどちらかに実習に行ったうえに、さらに、4回生で併修実習に参加することが必要になります。基本実習では、高校に教育実習に行くことはできないことになっています。

  • Q: 大阪教育大学の英語教育コースが開発したTEFLの資格をとる留学プログラムについて教えてください。
  • A: 英語を母語としない国における英語教授法であるTEFL (Teaching English as a Foreign Language) の資格を学部生のあいだに取得できるようなプログラムを大阪教育大学英語教育コースが開発しました。日本全国で学部生がこの資格を取得できるプログラムは本学だけです。Super Teacher of English Programという名称のプログラムです。3回生以上になるとこのプログラムに参加できます。募集人数は10名程度です。参加希望者には選考を行います。研修Aと研修Bという2つ選択肢を用意しています。研修Aはカナダのヴィクトリア大学で5週間の現地留学をします。研修Bはタイのチェンマイ大学とオーストラリアのグリフィス大学で5週間の現地留学をします。希望者がこれらの選択肢から選びます。ただし、現地留学の前に、日本国内で7週間のオンライン授業を受講します。大学を休学しなくても、留学でき、4年で卒業できるのが利点の一つです。英検準1級程度の英語力を獲得すること、初等・中等英語科教育法の内容、基本実習の経験をベースにさらに高度な授業実践力を習得すること、ホームステイ・共同生活をとおした異文化理解をすることで英語のスーパーティーチャーを目指すことをこのプログラムの目標としています。

  • Q: Super Teacher of English Programという留学プログラムで10名を募集していますが、どのような学生がこの留学に行くことができるのですか。
  • A: 英語力、英語科教育法の単位取得の有無およびほかの科目の単位取得状況、志望理由書の3つの観点から選考が行われ10名が選出されます。

  • Q: 留学プログラムは、TEFL以外にもありますか?また、留学プログラムは年に何回ほど開催されるのでしょうか?
  • A: TEFLは英語教育コースが中心ですが、大学全体では長期の交換留学(1年や半年)と短期の留学(春休みや夏休みに1〜2か月)の2種類があります。短期留学は年間で6本ぐらいのプログラムがあります。一方、長期の交換留学については11月に募集があり、翌年8月に海外に出かけますのでこちらは年に1回です。交換留学の行き先はたくさんあります。留学希望者のための動画のページが大学のウェブサイトにありますので見てください。

  • Q: 英語教育コースの面接対策はどうすればよいですか。
  • A: まずは普段の英語授業において真剣に取り組んでください。2025年度前期日程試験に関して、下記のお知らせを2024年10月8日に追加しました。

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    大阪教育大学 教員養成課程・英語教育コース(前期日程)受験希望の皆様へ
    令和7年度の本学教員養成課程・英語教育コース(前期日程)の入学試験問題の出題形式の変更に伴い、「英文ライティング」のサンプル問題を記します。
    英文ライティング 
    問1 和文英訳
    次の日本語の文章を英語に訳してください。
    英語の教え方は、文法や読解を中心とする教え方、自分の考えや気持ちを表現するコミュニケーションを重視する教え方など、さまざまである。大切なことはそれぞれの教え方にはメリットやデメリットがあるため、それらをしっかりと理解し、目の前にいる学習者の実態に応じて取り入れることである。
    問2 エッセイライティング
    *本学教員養成課程・英語教育コース(前期日程)のここ数年に出題された「大問4」をご参照ください。
    なお、「面接」(英語での受け答え含む)については、11月上旬に本学ウェブページ上で公表の「令和7年度学生募集要項」を参照ください。
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    英語教育部門への問い合わせ:eigo@cc.osaka-kyoiku.ac.jp
    入試に関することは、まずは入試課にお問い合わせください。
    その他の問い合わせ窓口については、こちらをご参照ください。