理数系教員(コア・サイエンス・ティーチャー:CST)養成拠点構築事業とは、小・中学校教員の理数教育における指導力向上を図ることを目的に大学と教育委員会が連携し、養成プログラムの開発・実施や地域の理数教育における拠点の構築・活用などを通じて、“実験観察の指導に優れ、向学心とリーダーシップを備え、地域の理数教育において中核的な役割を担う教員(CST)”を養成するものです。平成21年度より独立行政法人科学技術振興機構(JST)が提案募集を行い事業が進められ、平成26年度を以て終了しました。
平成23年度より、大阪教育大学と大阪府教育委員会が連携して提案した事業企画「現職教員と学生の協同によるCST養成と理科地域拠点ネットワークの構築」が採択され、大阪においてもCST養成事業が始まりました。
本プロジェクトでは、大阪教育大学と大阪府教育委員会を中心に、大阪市、堺市、高槻市、東大阪市などの各教育委員会や他機関と連携して、実践力と指導力のあるコア・サイエンス・ティーチャー(CST)を養成するとともに、ICTを利用したCSTネットワークの構築やプログラムを修了したCSTが行う研修会や教材開発などの活動をサポートしました。
報告書
養成プログラムの概要
CSTによる研修活動の記録