心理学分野

 学校教育コース心理学分野、大学院学校教育専攻心理学コースでは、教員養成課程学校教育講座の心理学スタッフを中心に講義が行われるほか、学内外の心理学の専門家による講義が開講されています。これらのスタッフの専門領域は、学習心理学、発達心理学、人格心理学、臨床心理学など多岐にわたっており、教育活動の基礎となる内容から、実際の教育場面 での心理的な問題を解決するための内容など、多彩な研究・教育をおこなっています。
  なお、大阪教育大学には当分野以外にも心理学を扱う組織・スタッフが多くあります。入学にあたっては、みなさんの興味・関心、将来の進路の希望などか ら志望先を決定することをおすすめします。

分野紹介

入学を考えておられるみなさんへ

 大阪教育大学には、心理学を学ぶ場が多くありますが、特に心理学分野では心理学を通し、人間についての深い理解を持った教員を養成することを目的としています。いうまでもなく、「教育」を考えるときに欠かせないのが人間の理解だからです。
 本分野では、多彩な専門分野のスタッフが、それぞれの視点で「教育」と「人間」についての研究・教育をおこなっています(スタッフの紹介はこちら)。卒業後は、心理学を学習した経験を生かし、教員をはじめ様々な職業での活躍が期待できます。

行事予定

4月初旬 ガイダンス(学部2・3・4回生むけ)
4月初旬 新入生ガイダンス
4月中旬の週末 新入生セミナー(合宿研修、 1回生参加)
11月中旬 セミナー合宿(合宿研修 、卒業論文中間発表会、2~4回生および大学院生が参加)
1月末 卒業論文提出締め切り
2月初旬 卒業論文発表会

取得できる資格

 小学校一種免許状の取得が卒業のために必要な条件となります。中学校やその他の校種の教員免許も、取得可能なものがあります。

卒業後の進路

 卒業生の多くが教職(教諭・講師)につくほか、大学院に進学してさらに研究を深める人もいます。また、数は多くありませんが、一般企業への就職や公務員試験の受験などを選択する卒業生もいます。

大学院紹介 大学院教育学研究科学校教育専攻(心理学コース)

入学を検討されているみなさんへ

 教育現場をはじめ、社会の様々な場面で心理学の高度な知識が求められることが増えています。心理学コースでは、多彩な専門分野のスタッフが、教育現場に関連する内容はもとより、心理学に関する幅広い関心に応えることを目標としています(スタッフの紹介はこちら)。
 修了後は、心理学の専門的な知識を生かし、教員に限らず人とのかかわりを持つ職業に多くの人がついています。また、他大学の博士課程に進学するなど、研究者への道を歩む人も少なくありません。
 なお、心理学コースに所属し、認定に必要な科目を修得し修了すると、「学校心理士認定運営機構」の審査を経て学校心理士・学校心理士補(取得できる資格は実務経験等により異なります)の資格取得が可能です。

心理学コースは、学校教育専攻の中に含まれます。
>入試について詳しくはこちらをご覧下さい。
>修了生のメッセージもごらんください。

行事予定

4月上旬 大学院オリエンテーション
5月中旬 大学院修士論文中間発表会(2回生)
10月中旬から下旬 大学院修士論文構想・中間発表会
11月初旬 セミナー学宿
(学宿研修,2~4回生及び大学院生が参加)
1月15日 修士論文提出締切(※締切日は年度によって異なります)
2月上旬 修士論文発表会

資格の取得と進路について

 一種免許状をもつ教科については、教科又は教職に関する科目を一定以上修得することで、専修免許状を取得することができます。また、一定の条件を満たすことで「学校心理学」の付記も可能です。
 修了後の進路は、他大学の博士課程への進学、教員、心理・福祉系の専門職など、心理学の知識と経験を生かしたものが多くなっています。

修了者の進路(現在の所属先を加えてまとめたもの)(2002年度~2008年度)
・公立学校教員等(14名 大阪府など)
・府県市心理系・福祉系職員(4名 大阪府警 静岡県など)

修士論文題目

2016年

  • 日常場面における他者への寛容性 ―その高低に関わる過程と関連要因の検討―
  • 小学校の教育実践に見る児童期の自己―1年生の日記の分析―
  • 中国における中学生の援助要請スキルが学校適応感に及ぼす影響
  • いじめ加害行動を抑制する要因の検討―教師に対する信頼感と学級所属感の視点から―
  • 学級懇談会における小学校教師のスキル ―学級懇談会の機能に着目して―

2015年

  • 教師の教授行動が生徒のエンゲージメントに及ぼす影響
  • 高校生の自律的登校動機,学校所属感が不登校傾向に及ぼす影響-不登校の早期発見と予防を目指してー
  • 教師の授業中のソーシャルサポートが生徒の教師に対する信頼感及び中学生の学業的適応へ及ぼす影響
  • 教員の職務状況が職務満足と精神的健康に及ぼす影響
  • 中学生のいじめ被害の深刻さと原因帰属が援助要請行動に与える影響-中国の中学生を対象として-
  • 教示者と被教示者のスケジュールパフォーマンス-2人実験での検討-

2014年

  • 養護教諭のコーディネーションに関する研究-子どもに対する援助サービスに焦点を当てて-
  • 子どもと保護者への関わりが教師の自尊感情とバーンアウトに及ぼす影響-周囲からのサポートに注目して-
  • 生徒の教師指導行動認知と学級認知に関する研究-しらけた学級に着目して-
  • 地域での障がい者と健常者の共生社会実現可能性について-フィールドワークと面接法による分析

2013年

  • 大学生の援助要請行動を阻害する要因の検討―サービス・ギャップの解消を目指して―
  • 中国人日本語学習者による日本語学習時の難しさの特徴―漢字・語彙・文法の違いから―
  • 中学生の授業逸脱行動を抑制する要因の検討―学級風土と教師の指導態度の視点から―

2012年

  • 中国における中学校教師の被援助志向性に関する研究―援助要請の抑制要因・バーンアウトとの関係に焦点を当てて―
  • フロー体験の促進要因に関する研究
  • 小学生を対象にした構成的グループ・エンカウンターの効果―参加者がもつ自己開示抵抗感との関連に着目して―
  • 中学生の学校への登校維持要因からみる不登校の早期発見と予防―不登校チェックリストの作成を目指して―
  • 高校生の教師に対する信頼感を高めるための教師の働きかけ
  • 他者のルールが行動に及ぼす影響

学部カリキュラム

お知らせ:ここで示す科目は、2016年度のものです。年度ごとに一部変更されますので、実際の履修にあたっては、必ず便覧等を参照してください。

履修の流れ

心理学分野では、2回生で心理学の基礎学習をおこない、3回生からそれぞれの関心に応じて専門的な学習を進めます.

2回生

 心理学の特徴として、実験・調査で集めたデータをもとに研究を進めることが挙げられます.2回生では、このデータの収集と処理、報告に関する基礎的な勉強をします。心理学基礎実験では、 様々な課題を実施し、実際のデータ収集、処理、報告(レポート作成)を繰り返し経験します。
 さらに、心理学の基礎のうちデータの処理を集中して学習するのが、心理学統計法演習です。心理学では数値データを利用することが多いですが、この数値の扱い方に関して学習します。
 専門科目として心理学文献講読と心理学問題研究があります。問題研究では、心理学コースを指導する全教員が自分の専門領域を紹介します。

3回生

 心理学に関して専門的な学習を進めます。
 心理学特殊実験演習(ゼミ)を履修し、前のページで挙げた教員(午前・午後1コマずつ履修するのがふつう)と、論文を読んだり実験・調査を実施したりします.ゼミ以外にも、教育心理学・発達心理学・学習心理学・臨床心理学の各領域のうち複数の領域について専門的な講義が開講されます。
 また、翌年の卒論作成に向けて方法論を学習するため、心理学研究法演習を受講します.実験や調査について、自力で計画、実施、結果処理ができるよう、具体的な方法論を学びます。

4回生

 今まで学習してきたことをもとに、卒業論文を作成します。
 指導教員の指導を受けながら、自力で実験や調査を実施してまとめます。特殊実験演習も引き続き受講します。

教育科学入門(1回生対象) 白井 利明
心理学基礎実験 I, II(2回生対象) 渡邉 創太
情報機器の操作(2回生対象)
高橋 登
心理学統計法演習 (2回生対象) 高橋 登
心理学文献講読(2回生対象)
上田 裕美
心理学研究法演習 I, II(3回生対象) 小松 孝至・水野 治久
心理学特珠実験演習 (3・4回生対象) 渡邉 創太
心理学特珠実験演習 (3・4回生対象) 白井 利明
心理学特珠実験演習 (3・4回生対象) 高橋 登
心理学特珠実験演習 (3・4回生対象) 大河内 浩人
心理学特珠実験演習 (3・4回生対象) 水野 治久
心理学特珠実験演習 (3・4回生対象) 牧 郁子
心理学特珠実験演習 (3・4回生対象) 小松 孝至
心理学特珠実験演習 (3・4回生対象) 上田 裕美
心理学特珠実験演習 (3・4回生対象) 瀧野 揚三
学習心理学 (3・4回生対象) 渡邉 創太
教育臨床心理学 (3・4回生対象) 白井 利明
教育社会心理学 (3・4回生対象) 瀧野 揚三
発達心理学 (3・4回生対象) 小松 孝至
心理学特殊講義 II (集中講義 3・4回生対象) 木下 孝司
進路指導 II (3・4回生対象) 白井 利明

 

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