入学を考えておられるみなさんへ

大阪教育大学には、心理学を学ぶ場が多くありますが、特に心理学分野では心理学を通し、人間についての深い理解を持った教員を養成することを目的としています。いうまでもなく、「教育」を考えるときに欠かせないのが人間の理解だからです。
本分野では、多彩な専門分野のスタッフが、それぞれの視点で「教育」と「人間」についての研究・教育をおこなっています(スタッフの紹介はこちら)。卒業後は、心理学を学習した経験を生かし、教員をはじめ様々な職業での活躍が期待できます。
学校教育コース心理学分野の特色
大阪教育大学で心理学を学ぶことができる専攻・コースは、この心理学分野を含め、主に3つあります。
・初等教育教員養成課程 小学校教育専攻
・教育協働学科 教育心理科学専攻
・学校教育教員養成課程 小中教育専攻 学校教育コース(ここ)
学校教育コース心理学分野は、他の2つとどう違うのでしょうか?その特徴を簡潔にまとめたのが、以下の表です。
上表左の初等教育教員養成課程小学校教育専攻では、多様な教員が一同に会しており、入学後にゆっくりと、特にどの学問を学ぶか選ぶことができます。卒業要件以外の単位を併せて履修することによって、幼稚園教諭免許も取得できるのが特長です。
上表中央の教育協働学科教育心理科学専攻では、社会教育学・心理学・社会福祉学を関連づけて体系的に学ぶことができます。社会教育主事を取ったり、公認心理師受験資格のための大学学部単位を取得できるのも魅力でしょう。

上表右の学校教育コース心理学分野は、小学校教諭免許一種が卒業要件単位で取得できます。中・高の免許は、卒業要件以外の単位を併せて履修することによって取得できるものもありますが、教科は社会など一部教科に限定されます。学生数(コース全体で定員25名)に対しゼミを開講している心理学教員数(7名)が多いため、コースに進んだ後で心理学ゼミを希望した場合、その希望が叶わないことはほぼ有り得ません。受講できる心理学系の授業数も豊富です。
教員免許も取得しつつ、心理学をしっかり学びたいのであれば、本コースが最適だと自負しております。