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資格取得について

社会教育関係の行政機関や施設には、その機能に応じて専門職員が配置され、 住民の自主的活動に指導・援助を行うことが求められています。 そういった、住民の自主的な学習活動を支える専門職員として、 社会教育法・図書館法・博物館法の中で定められているのが、 「社会教育主事」「司書」「学芸員」です。

大阪教育大学では、「社会教育法」「図書館法」「博物館法」の いわゆる「社会教育三法」によって規定されている 社会教育関係の専門職員である 「社会教育主事」「司書」「学芸員」になることのできる資格を 取得することができます。

「社会教育主事」「司書」「学芸員」の資格取得に必要な科目は、 すべて人間科学専攻生涯教育学分野の専門科目として開講されています。

社会教育主事

社会教育の各分野の総合的発展を目指し、 社会教育全体の計画化をはかるとともに、 社会教育活動の実際を担当する職員や住民に対し、 求めに応じて専門的・技術的な指導や助言を行うのが社会教育主事です。

社会教育主事は、都道府県や市町村の教育委員会事務局、 あるいは各施設に置かれることになります。

社会教育主事として固有に採用されることもありますが、 学校教員が資格を取得して発令されることも多くあります。

社会教育主事の資格を取得するには

社会教育の専門職員である社会教育主事となるための資格は、 社会教育法(昭和24年法律第207号)に基づく、 社会教育主事講習等規定(昭和26年文部省令第12号)に定める科目の 単位を修得することによって得ることができます。

大阪教育大学では、社会教育主事の資格取得科目として、 次のように 開講しています。(リンク先の表をごらん下さい)

図書館司書

公立図書館で、資料の収集・提供、また、それに必要な読書相談や 調査研究の援助、読書活動の助成、集会・行事の企画などを行うのが司書です。

司書は、普通、自治体ごとの採用試験によって採用されますが、 司書としての試験を行わない自治体もあり、 図書館に働くすべての職員が司書というわけではありません。

また、司書は公立図書館の専門職員としての資格ですが、 司書の資格を有することを要件として、 学校の図書館や私立大学の図書館、 企業や研究所などの図書館・資料センターの採用試験が 実施されることもあります。

司書の資格を取得するには

公立または私立の図書館における専門的な職務に従事する 司書となるための資格は、 図書館法(昭和25年法律第118号)に基づく 図書館法施行規則(昭和25年文部省令第27号)に定める科目の単位を 修得することによって得ることができます。

なお、図書館司書の資格は、大学図書館・学校図書館等における司書の 採用にあたっても、準用されることがあります。

大阪教育大学においては、図書館司書の資格取得科目として、 次のように 開講しています。(リンク先の表をごらん下さい)

博物館学芸員

博物館において資料の収集・保管・展示、講習会等の企画・実施などを 担当する専門職員が学芸員です。 博物館には、歴史史料や考古史料、美術品、動植物等の自然資料など、 扱う資料によってその種類が多岐にわたります。

また、美術館・動物園・水族館・科学館なども法的には博物館に含まれます。 従って、学芸員としての採用には、単にその資格を有するだけでなく、それぞれの専門分野の知識が必要とされます。

学芸員の資格を取得するには

公立または私立の博物館(美術館)における 専門的な職務に従事する学芸員となるための資格は、 博物館法(昭和26年法律第285号)に基づく 博物館法施行規則(昭和30年文部省令第24号)に定める科目の 単位を修得することによって得ることができます。

大阪教育大学においては、学芸員の資格取得科目として、 次のように 開講しています。(リンク先の表をごらん下さい)

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