Research
現在おこなっている研究活動です。
小学校における学級経営方略の研究
本学の附属小学校の協力を得て、教室内での教師の児童に対する声かけの観察研究を行っています。得られた知見を元に、教室内での問題行動を起こりにくくし、学習への参加を高める能動的な学級経営方略を提案し、本学の教員養成課程の学生を対象とした講座を行っています。今後は、現職教員の研修に活かしたいと考えています。

子どもの怒りとその表出についての研究
主に、学校怒り多次元尺度(Multidimensional School Anger Inventory: MSAI)を用いた研究を行っています。
詳しくは、J-MSAIのwebsiteをご覧ください。

小学生向けアンガーマネジメント・プログラムの効果研究
他の研究機関、臨床家との共同研究として、小・中学校の授業で使用することを想定したアンガー・マネジメントのプログラム(5回)とその教材を作成しています。
これまでに小グループでの実施、本学附属小学校、公立小学校7校においてプログラムを実施し、効果検討を行なっています。プログラム実施のための教員研修も行なっています。
プログラムの詳細はこちら。

大学生のための時間管理プログラム
九州大学・鹿児島大学・大正大学と共同で、大学生を対象に、時間管理・タスク管理をテーマとした講義やワークショップのプログラム作成と実践を行なっています。時間管理やタスク管理の背景にある実行機能の困難に働きかけるプログラムです。
