アートとともだち

アートとともだちとは

CONCEPT

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アートとともだちとは

コンセプト

Concept

いろいろなアート いろいろな見方
いろいろな感じ方 いろいろなともだち

「アートとともだち」という名前には、ともだちと仲良くなるようにアートと向き合ってほしい、
仲間とアートについて話し合う楽しさを味わって
ほしいという思いが込められています。
アートの鑑賞活動は、子どもたちの想像力を高め、
感性を豊かに育むとともに、コミュニケーション能力の
向上が期待できます。
そのようなアートに私たちが出会える場所として
美術館があります。
本教材は、子どもたちが美術館を訪問し鑑賞する活動を
支援する教材として企画しました。
子どもたちのアートに触れる機会を増やし、
アートの鑑賞を通して多様性を理解する力を養ってほしいと願っています。

美術館でアートとの出会いを最大限楽しむ。とはいっても・・・

専門知識を持つ講師が対話型鑑賞による事前指導を行うことで、有効な鑑賞学習が実践されている事例があります。美術館でアートとの出会いを最大限楽しむためには、学内で行う事前学習の充実が何よりも重要です。しかし、ファシリテーションの方法や、事前指導で扱う作品の選択など、鑑賞教育の経験が浅い教員にとっては、「取り組むまでのハードルが高い」という課題が見られます。このような状況を鑑み、先生方が子どもたちの美術館訪問の機会を最大限活用するための事前学習の方法、「作品に問いかける、語りかける」補助ツール、活動を振り返らせる教材の開発を目指しました。

アートを通じて大切にしたいこと!

1. 子どもたちの「学習」

・「早く美術館で作品を観たい(自分の目で確かめたい)」などの意欲を喚起させる

2. 子どもたちの「姿」

  • 自分の目で見て、自分の見方で作品と向き合う
  • 友だちと一緒に話しながら見る
  • 一人でじっくり静かに集中して見る

3. 子どもたちの「活動」

  • 見て感じたことを他者へ伝えようとする
  • 感じたことや見たことから発想をひろげ、新たに創造し、想いを深める