アートとともだち

教材活用実績

WORKS

TOP

/

教材活用実績

/

どこでもできる森林ESD

どこでもできる森林ESD

DETAIL:

  • 対象:
  • 東部社会科研究会(河南町・太子町・千早赤阪村の公立小学校教員の研究会)教員
  • 実践者:
  • 大学教員(『どこでもできる森林ESD』運営スタッフ)

DESCRIPTION:

 約300年続く河内林業が行われている大阪府の南河内エリアの森林にて、河南町・太子町・千早赤阪村の公立小学校現場教員の「東部社会科研究会」の方々を対象に、2019年度から「大阪教育大学・(公財)大阪みどりのトラスト協会・大阪府森林組合」のスタッフで準備を進めてきた『どこでもできる森林ESD』プログラムの実践を行った。
 今回は、森林に入り間伐体験をした後、研修室に戻って森林ESDの学びについて考察する内容だったが、作業道を登る際には社会科的な観点で「山・人工林について」「森林の植物や生き物について」の解説をし、作業道を下りる際には図画工作科的な観点で「鑑賞ルーペを使った森の観察」を行った。
 ≪「鑑賞ルーペを使った森の観察」をすることで≫
・的を絞ることで、より集中して観察できる。
・木のルーペを使いながら、登るときには気づかなかった森の植物や生き物を見つける。
・細やかな部分を見ることで、森の多様性が見える。
・「授業に取り入れるとしたら?」を考えながら使ってみる。
・人に伝えたくなる「森は楽しい」を見つけることができる。
・実際に見つけたものを、額縁効果を使って写真撮影できる。
≪「鑑賞ルーペを使った森の観察」を実施した感想≫
・社会だけでなく、理科や図工など色々な教科で、山を取り入れることができる。
・登りは山のこと、下りは図工の視点など、色んなことができると思った。
・「鑑賞ルーペ」のおかげで、いろんな視点で植物を見ながら、楽しく下山できました。子どもたちもすごく喜ぶ教材で、様々な教科で活用できそうだなあと思いました。
・鑑賞ルーペを児童用に貸していただけたら有難いです
・自分の子どもにも体験させてみたいと思います。
(2022年8月8日実施)

鑑賞ルーペを使った森の観察の様子

森の多様性

森の植物発見

使い方の説明