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「美術館を楽しむ」大阪教育大学公開講座in天空美術館

「美術館を楽しむ」大阪教育大学公開講座in天空美術館

DETAIL:

  • 対象:
  • 小学校3年生~高校生(保護者同伴可)
  • 実践者:
  • 大学教員、美術館キュレター

DESCRIPTION:

 大学と美術館が連携した子ども向け公開講座として、対話型鑑賞ワークショップ「美術館を楽しむ」を絹谷幸二天空美術館にて5月28日(土)に実施しました。大学が企画を発信し広く子どもたちに参加を呼びかけました。参加者は、当日参加の小学2年生を含め中学1年生までの合計4名。新型コロナの感染状況が少し収まった時期であったとはいえ、やはり対面でのイベント参加にはまだまだ抵抗があることが推察されました。
 まず、ワークシートを使った導入。次に、シンボルゾーンの大きな絵画「祝・飛龍不二法門」を前にしてウォーミングアップ対話型鑑賞、そして、3D映像体験。その後、新た試みとしての「ざっと見鑑賞」タイムを行いました。これは、約15分間、館内を自由に鑑賞し、「気になる」「ゆっくり見て見たい」作品を見つける活動です。最後に、みんなで、気になった作品の前に行き、どこに興味を持ったかなど作品を前に対話しました。子どもたちは、友だちの意見に対応するように思いつくことを述べあいました。
 参加者の感想には、「みんなで見ることができ、楽しかった」「これからは今までよりよくみていきたい」などがありました。今回は、主体的に「自分のお気に入り・気になる作品」を見つける時間(ざっと見鑑賞タイム)を設けたことで、子どもたちの発言が活発になったように思います。参加人数が多くなればグループ分けの対応が必要になるなど、ワークと連携した鑑賞方法についてさらなる検討課題も見えてきました。(2022年5月実施)

ワークシートに取り組む様子

「祝・飛龍不二法門」での対話型鑑賞

お気に入りの作品を紹介し合う様子