心理学のエビデンスを活用できる教員の養成プログラム
(副専攻プログラム)

最終更新:2026.3.19

何が学べる?

教員免許の取得のために履修する、心理学と関連する講義(「発達と学習の心理学」「教育相談の理論と方法」)では、何かを新しく学ぶとはどういうことか、子どもたちや生徒の行動を理解し、心理的に支援するためには何が必要かといった内容を知ることができます。

しかし、これらの講義で学べる内容は、この領域の心理学で研究されてきた膨大な内容のうち、ほんのわずかにすぎません。また、大人数の講義なので、知りたいこと、気になることについて時間をかけて質問したり調べてみたりする機会もなかなか取れません。

この副専攻プログラムでは、受講生それぞれの関心と教員の専門性にもとづいて、子どもの行動や発達の理解、教科指導、学級運営、児童・生徒指導、教育相談などについて、より深く知ることを目標としています。また、調査や実験の方法についても知ることができます。

1回生で「発達と学習の心理学」を履修したうえで、さらにその内容を知りたいと感じたみなさん、教育現場で心理学を活かせる教員になりたいと考えているみなさん、自分の専門領域について、心理学的な調査や研究をしてみたいと考えているみなさんの受講を歓迎します。

受講条件は?

2026年入学の皆さん(新1回生):
ごめんなさい、当副専攻に限っては、1回生配当の必修科目「発達と学習の心理学」の履修を終えた2回生からの受講を強く推奨しております。
今年度はまず「発達と学習の心理学」を履修し、当副専攻には2回生時に受講をご検討ください。
(次世代教育専攻教育探究コースの学生は2回生以降も当副専攻コースを受講できません。)

2025入学の皆さん(新2回生):
まず、以下のいずれかの所属であることが条件です。
・学校教育教員養成課程(*夜間5年専攻・教育探究コース・学校教育コースを除く)
・養護教諭養成課程並びに教育協働学科の学⽣
その上で、
・1回生配当の必修科目「発達と学習の心理学」の履修
・当副専攻の説明会(下記参照)への参加
の2点いずれも終えていることを強く推奨します。
(説明会不参加で当プログラム受講を希望する人は、下記問い合わせ先にご相談ください。)

2024年以前入学の皆さん(新3回生以上):
ごめんなさい、履修不可です。

スケジュール

2026.04.02 10:50~11:20 当副専攻プログラムの説明会 @A-208
2026.04.02 12:00 副専攻プログラム申請期間開始
2026.04.02 14:45~15:15 当副専攻プログラムの説明会 @A-208
2026.04.03 16:40~17:10 当副専攻プログラムの説明会 @A-208
2026.04.06 18:00 履修入力期間終了(教育協働学科は同日21:00)
2026.04.07  9:00 副専攻プログラム申請期間終了
2026.04.13 授業開始日

*当説明会は上記3回全て同じ内容です。申請を検討する人は、いずれかにご参加ください。質問も受け付けます。
*上記時間帯より15分ほど前から入室いただけると思います。教室が施錠されていた場合、しばし教室前でお待ちください。

問い合わせ先:
当副専攻プログラム担当教員 渡邉創太(sotamw@ex.osaka-kyoiku.ac.jp
こちらの質問フォームもご利用いただけます。

よくあるご質問(FAQ)

Q:本専攻コースの学生に混じって授業を受講するのですか?

A:原則そのとおりですが、本専攻学生も、副専攻の学生が授業受講することは承知しております。
なお「心理学の問題探究」に限っては、本専攻学生向け授業と副専攻学生向け授業に分かれています。

Q:心理学の基礎知識はどの程度必要ですか?

A:「発達と学習の心理学」で単位を取得できている程度の知識があれば十分です。加えて統計の基礎知識があれば頼もしいですが、無くても大丈夫です。

Q:履修する授業の順番などはありますか?

A:特にありませんが、2回生時に「心理学の問題探究」を受講することから始めるのを一応お勧めしています。

Q:履修を推奨する授業、非推奨の授業などはありますか?

A:特にありませんが、授業によって負担の大きさも異なります。
「心理学実験」では、実験実習を行いながら、心理学レポート・論文(卒論)の書き方の基礎を指導します。それらを通して、科学的思考法の基礎を習得することも目標の一つです。授業時間が長く、毎週のようにレポート課題が課されるため、心理系の授業の中で最も負担が大きい授業の一つです。苦労に見合うだけの学びは得られると教員は考えておりますので受講は歓迎しますが、それなりの覚悟が必要です。

Q:この副専攻プログラムの履修を始めたけれど、休止・中断したくなった場合はどうすればいいですか?

A:その旨、担当教員までご一報ください。その他特に手続き等は不要ですし、特にペナルティや不利益等もありません。

Q:とりあえず履修登録だけしておいて、実際に授業を受講するかは後で考えるというのは有りですか?

A:各年度の定員が8人と定まっていますので、ご遠慮ください。

Q:この副専攻プログラムを履修した場合の、各学年での忙しさはどんなものですか?

A:単位の取り方にもよるので一概には言えませんが、まず2回生前期は0コマ, 後期は1コマ(心理学の問題探究)だけで、本格的に授業履修するのは3回生(と4回生)という先輩達が多いです。

Q:この副専攻プログラムで取得した単位は、(自身の本専攻の)卒業要件単位に加えることができますか?

A:自由選択科目として加えることはできます。

Q:この副専攻プログラムに履修登録せずに、心理学の科目を履修することはできますか。

A:恐らく自由選択科目として履修登録できるとは思いますが、詳しくはご自身の専攻・コースおよび教務課にご確認ください。
また、各科目の履修にあたっては、事前に担当教員宛メールにて履修を希望する旨ご相談ください。

Q:幼小教育専攻の学生ですが、問題なく履修できますか。

A:幼小教育専攻では3,4回生の授業が天王寺キャンパス中心になる一方、本副専攻プログラムでの開講授業は全て柏原開講です。
 ですので、実家が柏原キャンパス近くにある、サークルで来る等、3回生以降も柏原に授業を受けに来やすい環境であるなどの場合を除き、難しいのではないかと思います。
(この点をクリアできるならば、履修自体は他コース学生同様歓迎します。)

Q:3回生・4回生で新たにこの副専攻プログラムに履修することはできますか。

本学の制度上、履修申請チャンスが2回生の4月時しかないので、残念ながら不可です。

スタッフ紹介

教員名 研究分野 研究テーマ 一言
上田 裕美 臨床心理学
カウンセリング
家庭から分離されて育つ子どもへの援助、学生相談 子どもたちが安心して学校生活を送るために教員に何ができるか、心理学の視点から一緒に考えていきましょう。
大河内 浩人 随伴性の科学
実験的行動分析
臨床心理学
社会的随伴性、私的できごと、機能分析心理療法 教師にとって、心理学の知識は必要不可欠です。
小松 孝至 発達心理学
教育心理学
幼児期・児童期の自己の発達、自己・他者のパーソナリティ理解 子どもたちの発達のプロセスを知ることは,学校の教員にとって必要なだけでなく,私たちそれぞれが自分自身を知るためにも大切です。
高橋 登 発達心理学
教育心理学
リテラシーの発達、書き言葉の習得、子どもの文化的発達、障がい児の発達支援 子どもの発達について,深く学んで行きましょう。
森 兼隆 認知科学
教育心理学
算数文章題、問題解決や学習の認知過程 心理学を通して、学びの仕組みやつまづきについて深く考えてみませんか
渡邉 創太 実験心理学
認知科学
ヒトと動物の知覚認知、学習指導の心理学 正直、この副専攻に皆さんが期待される内容とは方向性の異なる授業群ではないかなと推測します。しかし、教師としての力量の、その骨格となるような知識を提供できるのではないかと考えています。