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平成26年3月25日  

 ごあいさつ

 加藤先生には、大学卒業後2年してから教務員として迎えていただき、後2年間もお世話になりました。その後も折々にお会いしたり、お便りをいただきました。加藤先生が、ご退官を5年後にひかえられた頃、『何が語れるのか在籍20年』(生物学教室四十年誌)に、「老兵となった今、何をなすべきか、何ができるか......」と書かれていますが、私もいつのまにか、同じような年齢になりました。気持ちは若いままですが、気がつけば、大好きで大切だった人たちがいなくなっていて、その人たちのことや教わったことを、少しでも伝え残したいと思うようになりました。

 昨年の春に、加藤研究室のWebページを作りたいと思い立ち、同期の加賀(富岡)友子さんに連絡したところ、すぐに「加藤先生のWebページ大賛成です。」と返事をもらい、以降共に相談しながらすすめてまいりました。昨秋には加賀さんが段取りしてくれ、加藤先生の奥様に、先生のお墓参りに連れて行っていただきました。
 そして、武内孝平さんが、先生のご退官時にまとめられた『加藤研究室同窓会誌』に、文を寄せられた方々に主に連絡し、文章の掲載や資料への協力をお願いしましたところ、たよりになる先輩の人達からも後輩の人達からも、賛同や手助けのお申し出をいただき、家中くまなく資料をさがしてくださった方々もおられました。いろんな方からお便りをいただき、今まで知らなかったお話をたくさんうかがうことができましたが、そのどれもが楽しく共感できるものでした。そしてみなさんのお暮らしぶりなどお聞きすると、加藤研究室で培われたと思われる、たくましさやのびやかさが見出されました。

 お世話になりました皆様に、心から御礼申し上げます。
 特に、資料や写真を提供していただいた、岩岸(寺岡)加津代さん、茶谷文雄さん、畑田健治さん、稲田(堂上)好子さん、有岡(藤野)曜子さん、出野卓也さん、翁長(吉原)智子さん、田部雅昭さん、小林(宮越)さおりさん、長谷川恭子さん、小林千余子さん、どうもありがとうございました。皆様のご協力も加藤先生のおかげと、先生にはあらためて感謝しておりますが、先生は「何やってるの?」とお笑いでしょう...。

 また、出野卓也さんにサーバにデータを入れていただくとき、HTMLのたくさんの修正が必要になりましたが、小林千余子さんも手伝ってくださり、天王寺の出野研究室で卒論前の追い込みのような事態に落ち入るという、楽しい時を持つ事もできました。

 私の力不足と連絡がつきにくい事もあり、関係者の方すべてにお声をかけることができなかったことをお詫びします。そして一応の完成をみましたが、誤りがあれば修正し、追加できるところは追加したいと思っておりますので、お気づきのことがありましたらぜひお知らせください。次にひきついでいただくまで、しばらくの間、私がWebページの管理をさせていただきますので、どうかよろしくお願いいたします。

(2014.3.25 中嶋(井上) 淑美 記)  



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