【授業科目】音楽科教育実践学演習
子どもの学習が成立する音楽科の授業について，模擬授業や研究授業を行うための学習指導案の立案・実践・評価を通して実践的な研究を行います。
授業形態は演習，附属学校での実習を含み，音楽教育講座の教員によるティーム・ティーチング形式で実施しています。
前期開講「音楽科教育実践学演習Ⅰ」の流れ
〔前半〕
典型的な授業ビデオの場面を分節化して、小集団による議論形式により分析を行い，指導内容と方法との関連を捉えます。その中で，教科教育担当の実務家教員と研究者教員が院生の分析にコメントをします。
〔後半〕
ペアになって模擬授業のための授業づくりを行います。そのために、まず教科専門の教員から授業づくりのアドバイスを受け、模擬授業を構成するための指導内容を定めて教材研究を行います。
そして、教科教育の教員から学習指導案作成の指導を受け、模擬授業を実践します。模擬授業では教科専門教員と教科教育教員が参加し、院生といっしょに生徒役になり模擬授業を受け、授業後の討論にも加わります。
最後に、模擬授業実施の振り返りや研究成果をレポートにまとめます。
後期開講「音楽科教育実践学演習Ⅱ」の流れ
〔前半〕
前期の演習Ⅰの模擬授業での実践を踏まえて，実際の子ども理解を深めて学習指導案の練り直しを行います。ここでは，教科教育教員が参加し，指導案の練り直しを指導します。
〔後半〕
附属小学校，中学校，高等学校において研究授業を行います。ここでは教科専門と教科教育担当教員が参観し，授業後の討論にも加わります。
その後の授業で，院生は授業実践の分析および授業改善研究の成果についてのディスカッションを行い、成果をレポートにまとめます。
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音楽教育専攻について、組織、特徴、修了生の進路の3つの視点から迫ります。
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