柏原キャンパスの1年間(令和2年度)
入学から卒業まで
4年間の学び 幼児教育専攻では、臨床的な幼児教育を学ぶことを基本にしています。そのため、多くの非常勤講師の先生方の支えも得て、幼児の教育と発達に関する講義と演習を用意しています。特に、臨床的な学びのテーマとして、実践的・臨床的カリキュラム理論、しょうがい・多文化共生保育(しょうがいや多文化を共に生きる保育)や幼児期からの仲間との関係の問題など幼児期の臨床的諸課題について考えます。また幼稚園等での創作音楽劇や、未就学児のためのコンサートを通して実践的に学べます。
同時に、そのような学びと並行して、1回生から幼稚園等での実習に取り組み、2回生・3回生でのインターンシップへの参加、学生が自ら課題を見つけられる機会を準備しています。
履修ガイダンスを受けて、授業の履修が始まります。また、入学生・編入生を対象とした新入生セミナーがあり、仲間とともに、学生生活がスタートします。履修の登録は、web上のUNIPAでおこないます。この間、在学生による新入生編入生歓迎行事がさまざまなかたちで展開されます。
1回生と2回生は柏原キャンパス
1回生
幼児教育の概観をふまえる「教職入門」での観察実習や附属幼稚園での入門的授業で、幼児教育の全体像をふまえます。
主な授業
教職入門 幼児教育実践総論 幼児心理学特講 ピアノ表現演習Ⅰ・Ⅱ ICT基礎a・b
◇入学後、例年は6月半ばに観察実習があります。
2回生
指導法の基礎をかためる5つの領域に関する指導法、課程論などから実践の基礎をかため、自身の得意領域も意識しはじめます。
主な授業
幼児教育課程論Ⅰ 幼児教育指導法Ⅰ 幼児教育研究調査法Ⅰ・Ⅱ 表現指導基礎演習Ⅰ・Ⅱ 就学前の教育学 5つの領域に関する指導法(健康、人間関係、環境、言葉、表現)
◇必修の「介護等体験」(教員免許に必須)をおこないます。
◇必修の「幼児教育インターンシップ体験(60時間)」を履修します。
3回生と4回生は天王寺キャンパス
h4>3回生 実践現場の機微を学ぶ教育実習や「幼児理解と教育相談」「保育とダイバーシティ」などにより、現場の機微を学び、多様性への対応力を養います。
主な授業
幼小連携教育論 幼児理解と教育相談 表現指導演習Ⅰ 保育とダイバーシティ
保育内容実践演習Ⅰ~Ⅴ 幼児教育実践研究Ⅰ・Ⅱ
4回生
ライフワークの基礎を築く
領域を深めた授業や卒業論文で、自身が生涯をかけて取り組むテーマに出会うことを目指します。また「教育実践演習」などで現場に出る最終準備を行います。
主な授業
教職実践演習 幼児教育学特講 保育内容特講 家庭地域連携の政策 幼児教育実践研究Ⅲ・Ⅳ
卒業研究
卒業(学位の取得)にあたって学生生活の集大成が卒業研究です。締め切りは令和3年度(2021)1月末(1月29日)です。
柏原キャンパスの学生団体
下記の大学案内を参考にしてください。 大学案内2020年版